東京都を責めても意味がない
少子化に関するニュースを見聞きして、強烈な違和感を感じました。
合計特殊出生率の全国平均で1.20、一番高い都道府県は沖縄県で1.60だそうです。
ちなみに東京都は0.99だそうです。
この数字だけを見ると、東京都が少子化の足を引っ張っているように感じられます。
しかし、人口を維持するためには少なくとも2.07の合計特殊出生率が必要と言われいています。
沖縄県の1.60でも2.07よりも少ないので、沖縄県でも人口減少が進むことになります。
少子化対策を政府も色々とやっていますが、根本的な説明が不足しているように思います。
少子化が発生すると、何が問題になるのでしょうか。
即効性のある少子化対策の政策が行われたとしても、2年後から合計特殊出生率が2.07を超えることは難しいと思います。
仮に合計特殊出生率が2.07以上になったとしても、今までの合計特殊出生率から人口減少するのは避けられません。
本当の意味で少子化対策をするなら、今のままの日本社会を根本から変える必要があると知らせることだと思います。
世の中のありとあらゆる仕組み、前例踏襲から脱却しないと駄目なように考えています。
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