質と量の両立

アメリカの軍隊、昔は徴兵制があったと思います。
現在では、徴兵制が無くなっています。

徴兵制が無くなった理由、兵士の質が確保できないかららしいです。
そもそも、個人の意志を無視した強制命令、民主主義の国では認められません。

軍隊としては、少しでも多くの人を軍人として採用したいのです。
そこで、過去には入隊資格の無かった同性愛者でも、最近は性的指向を問わずに入隊できるそうです。

しかし、同性愛者の入隊が認められていなかった時代でも、入隊していた人が居たみたいです。
インスペクション ここで生きる を鑑賞しました。

実話をヒントにした架空の話ですが、なかなか考えさせられる作品でした。
軍隊は組織を維持するためにも新人が必要ですが、同時に質の高い新人を求めているのです。

教育訓練、挫折を防止して新人を育てるのか、ふるい落とすのか、どちらが良いのでしょうか。
組織論の中で嵐に巻き込まれる主人公と周囲の様子、考えさせられる内容でした。

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