女性の権利が話題になっていた

懐かしい映画を鑑賞したのですが、過去に見たときには知識がなかったので理解できていないシーンに気がつきました。
俳優さんの人権を守るため、映像で性的な表現を調整していることです。

典型的な二人組の刑事が活躍する物語、ハリウッド的殺人事件 を鑑賞しました。
とあるシーンで唐突に女性の権利を尊重しなければならないという話題が出てきました。

私が過去に作品を鑑賞したときは、何気ない話題だと思っていたのですが、インティマシー・コーディネーターのことを思い出したのです。
インティマシー・コーディネーターそのものは、ここ１０年ぐらいで必要とされて生まれた仕事ですが、実際には以前から必要とされた仕事なのです。

物語で登場人物同士が愛し合っていることを表現する必要がありました。
しかし、登場人物同士は５０代後半の設定ですし、お互いに裸体を映像に見せる必要性もありません。

色々と工夫して撮影した結果なのでしょうけど、おそらく同じようなシーンを他の映画でも撮影するたび、どうやって表現するかの問題があります。
演者と撮影スタッフ側で問題にならないように事前交渉が必要なのですが、あきらかに弁護士が行う仕事ではありません。

映画を撮影するたびに出てくる問題だったので、脚本を書いたときに現場でよくある問題だから話題として出てきたのでしょう。
映画は１８９０年代から生まれましたが、映画を撮影するために必要な技術や仕事が生まれ続けていることに驚きます。

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