競争はまだ続く
ここまで競争が続くとは思わなかった事があります。
それは、1974年に発売されたコンピューター用CPUのMC6800と8080の戦いです。
現在は2020年ですから、競争は46年も続いています。
1974年に発売されたCPUなんか、相当前に無くなったはずと思っているかも知れませんが、まだ影響あるんですよ。
1974年、MC6800はモトローラ社、8080はインテル社から発売されました。
それぞれ、時間が経過するたびに新商品として進化したり、転生を繰り返して現在まで市場争いをしています。
インテル社は生き残っているけれど、MC6800を作ったモトローラ社は分割して消滅しました。
しかし、MC6800は進化と転生を繰り返し、現在はARMになっています。
そう、スマホに入っているCPUのARMになっているのです。
こういう競争の話、なんにも知らなくてもコンピューターを簡単に使える時代になりました。
ARMの市場シェアを調べていて、ご先祖様がMC6800と知った時、妙に納得できました。
そして、MC6800と8080の戦いは、今後もまだまだ続くのかなと思った次第です。
身近なコンピューターの歴史に、転生を繰り返しながら戦いを続ける半導体部品が存在すること、何かの時に思い出してみてください。
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