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女性が自立するまで物語だった

過去に鑑賞したはずなのですが、どんな結末だったのか忘れてしまった映画があります。
ニキータ 、ちょっと古い作品を鑑賞しました。

アクション映画っぽく感じられるのですが、不条理な現実から自立していく女性の姿を描いている事に気がつきました。
自立を決意するまで、見守ってくれた二人の男性との関係も2種類の愛を描いています。

一つは恋人としての愛情。
もう一つは、自立した大人になるため、子供の成長を見守る親としての愛情です。

名前さえ無かった女性が自立のため成長するには、2種類の愛が必要だったのです。
この事実に気がついたとき、物語の結末にも納得できました。

子どもたちが巣立ったツバメの巣で、つがいの親鳥が巣立ったことを確認しあっている感じなのです。
無事に自立したから、あとは見守ることも追いかけることも出来ないよねという確認です。

私も年齢を重ねて成長したからこそ、新しい視点で作品を鑑賞できたように思います。
同じ映画の作品でも、時間が経過してから鑑賞すると、自分の成長を感じられるのかもしれません。

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