夢のような瞬間だったのかも
退職金を元手にして自分が理想とする喫茶店を作ってみたけれど、失敗した話を何度か聞いたことがあります。
飲食店を経営した経験も無ければ、店舗の外観や内装にお金を使いすぎた結果で、採算が取れないみたいです。
そんな話を思い出したのが、映画の 純喫茶磯辺 を鑑賞したときです。
女性にチヤホヤされたいだけで喫茶店を開店してしまった、とっくの昔に妻に見捨てられた男性、そのドタバタに巻き込まれる娘。
個性的なキャラクターが多数出てきて、個性が衝突しながら物語が作られていきます。
男性は自分が関係する人間の性格は見抜けないみたいですが、娘の様子だけは冷静に判断できるみたいです。
娘にとってはチャランポランな父に見えるけれど、娘のことはそれなりに観察しているみたいでした。
コメディーでありながら、色々と考えさせられる物語でした。
個性的なキャラクターが登場するので、続編を期待したくなりました。
娘の結婚と自分の恋愛に悩む父親という、よくある物語でもクセが強い話になってしまうとか期待したいです。
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