リンゴの皮むきを教える

妻の二十歳ぐらいの友達、我が家で自立した生活のためのお泊まり会をしました。
苦手な自炊が出来るようになれば、自立するときに役立つはずです。

炊飯は出来るようになったので、次は料理を覚えるのが良さそうです。
おそらく煮たり焼いたりは出来そうと考え、包丁の使い方を覚えてもらうことにしました。

眼の前にリンゴがあるので、リンゴが切れるか聞いてみたら、皮むきが出来ないそうです。
手先は器用なのですが、皮むきを教わったことが無いし、包丁を異様に怖がっているみたいです。

仕方ないので、皮むきに必要な包丁の使い方を丁寧に教えました。
３０分以上必要でしたが、不器用ながら皮むきが出来るようになりました。

手元にあるリンゴが２個だけで、他に皮むきできる食材も用意していませんでしたが、確実にコツは掴めたみたいです。
帰宅してからも、包丁で野菜の皮むきを練習するようにお願いしておきました。

包丁が怖くて使えないのと、不器用でも皮むきが出来るのでは大きく違います。
あとは皮むきの経験を積み重ねて、野菜を切れるようになって欲しいと思いました。

ピーラーで皮むきする方法もありますが、包丁が使えるようになったほうが調理の選択肢が増えるので良いと思います。
教え方に苦労して疲れた所で、妻が作っていた夕食が完成しました。

自分で剥いたリンゴの味、美味しいみたいです。
デコボコだとしても、自分で包丁を使える楽しさ、少しは実感できたみたいでした。

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