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湯たんぽを見て、いつ日本経済の景気回復を実感できるのか考えてみた。

ホームセンターに行った時、店頭に大量の湯たんぽが売っていました。
最近の湯たんぽ、合成樹脂製で立つ構造になっていて便利そうと思いました。

思わず手にとってみましたが、目立つように警告文が書かれてあります。
「低温やけどに注意」

お年寄りが低温やけどになりやすいと聞いたことがあります。
皮膚の温度に対する反応が弱いため、低温やけどに気が付かない場合があるとか。

そんな事を考えていたら、日本経済の事に気が付きました。
失われた30年とか言っていますが、本当に30年で終わるのかなと思ったのです。

経済統計などでは好景気と判断されても、多くの人が好景気を感じられない理由があるのではないかと。
その理由、低温やけどと同じで、好景気に対する人々の反応が弱いためかなと連想したのです。

「バブル景気=好景気」と考える人が多ければ、【一般的な好景気状態だとしても好景気とは感じられない】のかなと思いました。
つまり、バブル景気と同じぐらいの異様な好景気にならないと、好景気を感じられない訳です。

この状態から脱出するためには、バブル景気並の異様な好景気が必要になります。
普通に考えたら無理ですし、異常な経済状態だと思います。

だから、日本で暮らす大半の人がバブル景気を知らない状態にならないと、冷静に好景気を感じられないのではないかと思ったのです。
そうなるとあと30年ぐらいは、好景気を感じられない人が多いのかなと予想します。

失われた30年ではなく、失われた60年が正解になったりして。
人間の感覚は当てにならないから、世界で共通の単位が生まれた事を考えたら、景気に対する感覚は不正確と実感するべきかなと考えました。

つまり、バブル景気を知っている人は、好景気を感じられない状態なのです。
こういう記事を自分で書いて、経済統計と景気の感覚が一致しない事に納得できました。

お金や経済の話はよく見かけるけど、景気の感覚についての記事や話は見たことがありません。
経済や人間の心理に詳しい人が居ましたら、論文のネタにしてみてください。

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