いたわり充電とノートパソコンの互換バッテリー
中古で購入したノートパソコン、バッテリーが充電できなくなってしまいました。
家の中で部屋を移動しながら使いたいので、なんとかしなくてはと思いながら3か月。
やっと重い腰をあげて、ノートパソコンの互換バッテリーを購入しました。
純正品のバッテリーが入手不可能なので、互換バッテリーを購入するしかありません。
互換バッテリーをノートパソコンに取り付けると、無事に充電が開始されました。
リチウムイオンバッテリーは内部に制御回路があり、ノートパソコンとの通信に異常があれば、充電しません。
100%まで充電したのですが、バッテリーでの駆動時間が12時間になっています。
多分、バッテリー駆動時間の計算が不正確なのでしょう。
バッテリーを最後まで使い切り、再度充電することで、バッテリー駆動時間の計算が正確になるでしょう。
0%の基準と100%の基準がわからないと、バッテリーの残量計算も出来ないと思います。
それから、ノートパソコンを使っている最中に警告メッセージが出てきました。
いわゆる「いたわり充電」がOFFになっているそうです。
定期的に警告メッセージが出ますが、ノートパソコンの設定は「いたわり充電モード・ON」です。
ノートパソコンの設定を「いたわり充電モード・OFF」にしましたが、同じ警告メッセージが出ます。
何か変だなと考えましたが、答えが何となくわかりました。
ノートパソコン本体が純正品バッテリーで無いことを検知して、なんらかの異常が発生していると認識したのでしょう。
ノートパソコン本体が異常を検知していても、そのまま互換バッテリーは使えました。
もし、互換バッテリーが完全に使えないとなれば、独占禁止法違反(不公正な取引方法)になります。
ありとあらゆる機器の消耗品、使っている人が自由に消耗品を選ぶ権利があります。
純正品でも互換品でも使えなければ、純正品の販売が終了した時に機器が使えなくなります。
こういう警告メッセージの裏側、普通の人は分からないと思います。
バッテリーにもコンピューターが内蔵されていて、ノートパソコン本体とバッテリーの間で通信が行われています。
バッテリーを制御するための通信規格、SMBusだったと思います。
どんな通信を行っているか、触ってみたいと以前から思っています。
こういう情報、誰かの役に立つかも知れないので記事にしておきました。
難しい技術的な記事を書けるのですから、エンジニアでよかったです。
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