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CHANCE-成功者がくれた運命の鍵-

Beauty Japan BAYarea 課題図書
犬飼ターボさん著書「CHANCE」

①今まで生きてきてこれはCHANCEだったと感じたこと
またその時の自分の行動と弓池の行動との違いなど

チャンス=機会、
前向きな意味合いの印象です。

しかし弓池さんはCHANCEについて、
「人生のナゾナゾボックスの中にあるもの。本当の意味がわかるのはずっと先かもしれない。意味を無理に探すのではなく、いずれ自分にとって素晴らしい意味をもつくらいに考えて」

つまり、その時は
CHANCEかどうかもわからないくらいだが
後々あれは、、、となるものだと
私は解釈しました。

とすると、私のこれまでで一番のCHANCEは
報道記者として初めて配属された部署が
「社会部」であったこと。

元々、政治経済に興味があり
事件事故のような取材は暗く怖いなと思い
希望していませんでした。
むしろ社会部の先輩は体育会系で
厳しい印象もあり、
一番いきたくない部署でした。
しかし人事はパズルのようなもので
希望先に空きがなく、
私は泣く泣く社会部へ。

先輩からは「事件事故取材は記者の基本。良い機会だと思って精進しなさい」と言われましたが、
不安と悲しみと恐怖でいっぱいだったことを
覚えています。

配属されてからは予想通り
右も左もわからないうちに
現場に放り込まれ
放送で全く使えないような取材をし、
会社に帰ってきてから
上司のお叱りを受ける日々。

3か月後くらいには
私は向いてないから諦めようと
すっかり傷心していました。

ただその時期はちょうど
コロナが流行り出した頃で
毎日毎日必死に感染者数を報道するなかで
「私異動したいです」という間もなく
気がついたら社会部の根本記者と
社内で浸透するほど
活躍する機会をいただいていました。

厳しい環境で鍛錬した結果、
着々と取材力もつき、
配属から1年たたない頃に
「某医大のコロナ関連のニュース」で
スクープをとり、
報道局から奨励賞をいただきました。

社会部で一人前に働けるようになった
私を見てか、
「そろそろ経済部にいくか?」と
念願の部署へ異動が決まりました。

取材の基本をしっかり
叩き込まれていたからか、
経済でも政治でもどんな方にでも
取材、インタビューができるように。
難しい現場の時は
根本記者でと指名がくるほどになりました。

いま考えたら、
私をはじめに社会部に配属してくださった上司、
厳しく指導してくださった先輩と
出会えたことが
私が社会人として一人前になることができた
CHANCEであったと感じます。

②CHANCEを手に入れるのに今の自分に足りないこと

「競うのではなく分かち合う」

弓池さんの教えであるひとつで、
私に足りないもの。

それは競合他社(他者)との向き合い方であると
自覚しています。
これまで1つ、1人の取材対象者に対して
何人もの記者がスクープを狙うという環境で
取材をしてきました。

特にその時のライバルはわかりやすく、
他局で同じ分野を担当している記者です。

よく先輩から
「横並びの局の記者と仲良くすると、
大事な情報を共有し合ったり
時には協力して取材できたりするから
交流を大事にね」と言われていました。

しかし私はどうしてもその教えに
従うことができず、
「ライバルと飲んで交流するくらいなら、その時間を取材先との距離を近づける時間にしたい」
という考えを貫いていました。

実際、他局の記者との交流が
最低限だったことを理由に
取材が上手くいかなかったことは
なかったと思っています。
記者という職業は個人戦であり、
戦い方が千差万別であったからかもしれません。

しかし、起業した今
この考えを改めなくてはいけないと感じていて
その折の弓池さんのお考えは心に沁みました。

私が挑戦している「フェムテック啓蒙」は
ひとりで認知拡大に努めるのではなく、
競合他社の皆様と一緒に取り組んだ方が
影響力もスピード感も増します。

経済産業省の職員とフェムテックについて
意見交換をした際に、
「今後重要なことは、君の同士である企業とチームを作ってフェムテックについてアピールすること。
政府は対1社に動くことはない。
そのチームと官民連携しながら政策を打っていく」
というお言葉をいただきました。

今までの経験上、
競合他社との意見交換は
”見栄””詮索”など良くない感情が
渦巻く場だと感じ
必要のない時間だと避けてきましたが、
文化を変えたいほどに大きなことを成し遂げたい私にとって
「競うのではなく分かち合う」ことが
今後の鍵となっていくことを痛感しました。

そこで・・・

③あなたはBeauty JapanでどんなCHANCEを掴み取り、どうしたいのですか?

そこで、私が大会で掴みたいCHANCEは
「実現したい未来の発信」と「同志との出会い」です。

「フェムテックを通して、女性が日常生活で感じる不便や不安を
少しでも解消したい!特に生理月経習慣で新しい文化を創りたい!」

このような未来を目指していると周知させることで、
「共感できます!一緒にやりましょう!」と
声をかけてくれる方がいるかもしれません。

Beauty Japanの運営陣や出場者、応援してくださる方々は
年齢・環境様々、
女性としてキャリアを確立し
目標をもって生きている素敵な人ばかり。

たとえばSNS上では一見、
ライバルに見えるような方でも
実は目指す未来が一緒で仲間になれるかもしれない—

そのような成功につながる出会いを、CHNCEを
大会を通して掴み取りたいです。

④この本の帯のキャッチコピーを考える

”読破の瞬間から
あなたは「人生の成功」への道を歩み出す”

本書は自己啓発を軸としながらも
成功するための指南書として
ストーリー仕立てで
”〇〇な不安・アクシデントの際は
〇〇な考え・行動が大事”
といったように具体的な教えが
書かれています。

成功したいという意志のある方なら
誰もが
読み終えたその瞬間から
成功への道のスタートラインに立つことができる
という意味で
このようなキャッチコピーにさせていただきました。

最後に・・・

私が本書で1番好きだったフレーズを
ご紹介させてください。

「他人の笛でダンスを踊らないこと。
自分の旋律に合わせて踊らなければならない」

これは、
”他人の価値観は自分にとって不必要であり、
すべてを自責のもと自分ごとに”
という意味だということ。

私自身に置き換えると、

「ライバルを競い合う相手をして
捉えるのではなく、
同じ分野で同じ未来を見据えて戦う同志だと
分かち合うことで
成功への一歩に繋がる—」

この考えを大切に事業に励んでいきたいです。
いや、これでは弓池さんに注意されてしまいますね!
(目標提言の末尾は〜したい、〜思うではなく、ですますで。本書より)

励んでいきます!!

株式会社Lforge
代表 根本理沙