何度見ても…笑(英語の勉強)
今回は簡潔ですが、何度見ても自然と顔がにやけるこちらの動画を紹介します。
チェルシーを5-3で下し、優勝セレモニーを終えた後のジェイミー・キャラガーからマネへの熱烈なメッセージです。
https://www.youtube.com/watch?v=6SIx75jSW5A
引退後 Sky Sports でギャリー・ネヴィルと共に務めるようになったマニアックな解説は、もはやプレミアファンの日常に完全に溶け込んでいます。彼のリヴァプール訛り(scouse スカウス といいます)が完全に聞き取れるようになればかなり英語が得意と言っていいでしょう。というくらい訛っています笑
便利なもので、今の時代 YouTube は字幕も出せるのでぜひ活用していきましょう。聞き取れなくても文字で読めちゃいます。(動画によっては全然言葉を拾えていないものもありますが)
これまで前線3枚の中で絶対売れないのは誰かという質問にマネと答え続けているキャラガー。開口一番:
You do know I love you, don't ya?
と、普段あまり男性間の直接のやり取りでは使わないを love をぶっ込みます。ここで 本来言わなくても意味が通じる do が入っているのは「これまでテレビで何度も言ってるから知ってるよな?」という念押しのニュアンスを出すため。 ya は you と全く意味は同じですが、少しおどけた、あるいはこの場合は照れを隠す感じを出したりできます。
全体を日本語にすると「愛してるって知ってるよね?」の上を行く「愛してるってもう知ってるよね?」というような具合です。日本語で愛してるなんて言葉を使うのは人生で数えるほどで、おそらく「大好き」などで置き換えることがほとんどでしょうが、英語では本当に好きなものや事に対しては遠慮なく使ってしまいます。
マネのちょっとポケッとした表情が何とも言えず、返した言葉も
I know, I love you too.(知ってるよ、僕も愛してる)
さらにこれに対する返事が
Ah okay! Fantastic! (え、そうなの!ファンタスティック!)
こんなやりとりを聞いていたら、逆ににやけない方が難しいかもしれません笑
クロップがリヴァプールで獲得した最初の大物であり、今のリヴァプールにとって vital (不可欠)と最大級の評価を伝えるキャラガー。クロップが電話をくれた初日から行きます、あなたを信頼していますと伝えたことを覚えているマネ。
素晴らしい言葉が続きますが、この話のオチは周囲の音がうるさすぎ、キャラガーはマネが最初に言った I love you too 以降一言も聞き取れていないということ。
I can't hear a word you're saying, I've told you I love ya, and I've got a press officer on your shoulder who wants you to go and celebrate. So you go celebrate and enjoy yourself.
訳すと「何を言ってるか一言も聞こえないけど、愛してるって伝えたし、広報担当が(俺の会話に飽きて)君の肩にもたれかかって早く祝いに行ってほしがってる。だから祝いに行って自分も楽しんできて」のような感じです。
広報が肩にもたれかかってという部分も、もちろん実際そんなことはなく数メートル離れたところにいるのを敢えて会話に巻き込んでいじっています。ちょこちょこ面白い言葉を挟むからこそ、キャラガーの今の人気があるということは間違いなさそうです。
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