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機械性

NO.0033-2

「偏向教育」3

「機械性」

前回の続き

スパルタ一色だったスパルタ教育時代は、親の言う事を聴く子が「良い子」とされ、暴力が「愛の鞭」だった時代です。

ですから、親の言う事を聴かない子が「悪い子」とされていた時代です。

大人の指導を見ていて、子供心にいやいや、親の言う事を聴かない子が悪い子なのではなく、悪い事をした子が悪い子で、悪い事を心の中で思ったとしても、行動に移さなければ、悪い子にはならないし…。

また、大人が絶対的に正しいなんて事もなく、大人だって間違えるし、頭が良くても愚かな事をしてしまうのが、人間の歴史だと私は思っていました。

それだと、大人の都合の良い子です。

親の言う事を聴く子が良い子って言うのは、悪意があろうが無かろうが、大人の「奴隷」を作っているのであって、自分や自分の意見をしっかりと持ってる訳じゃありません。

それを自分の意見だと錯覚し易いところに誤学習があり、親の言う事を良く聴く良い子程、悪い事に染まり易い原因があります。

近代社会では貧乏をしている人間が、奴隷なのではなく、長い人生では「心の奴隷」を作っているのが、大人の無意識や無自覚、エゴや嘘、嘘の刷り込みだったりします。

大人の「したたかさ」であったり、「無関心」というものです。

奴隷とは何か?という事を、良く知らないといけないかと私は個人的に想います。

ですから、お金持ちの人だって、奴隷の人が居るのを見る社会です。

利己主義の哲学は男尊女卑の哲学です。

そうすると、「男尊女卑」と言う言葉は、男は尊くて女は卑しいと書きます。

例えば、男性は家事をしないとか、女性は大工をしないとか…。

男は男らしくとか?女は女らしくとか…。

一昔前だと「誰が金稼いで、飯喰わせてやってるんだ」とか…。

そういった争いは表面上の事で…。お互いに思い込みに感じます。

どちらがどちらの役割りを果たそうが、お互いに話し合って助け合えれば、私はそれで良いと考えています。

本当の男尊女卑とは、思想(考え方)なのです。

以前、キリスト教のアダムとイブのお話をしたと想いますが、人は天動説的な考え方をした蛇の自作自演の嘘を信じていた方が、楽に生きられるものです。

古代哲学者プラトンが言う、政治に無関心な者は、悪人に支配されるというのは、もっと具体的に言えば、「思想(考え方)」の事です。

ネットワークビジネスや宗教を恐れる人が、強者の為の哲学の「常識」を信じているに、過ぎません。

私は「常識」よりも「道徳」や「倫理観」と言った「人間性」や「人道」といった人の道の方が大切だと想います。

「思想(考え方)」は、その人の人生の羅針盤に
なるので、どんな「思想(考え方)」をしているか?で、目的地がわかります。

何をしたいのかがわかるからです。

ですから、少し頭が良い人であれば、必ず「思想(考え方)」には、目がいくものです。

もちろん、他にも見ているものはあります。

男尊女卑の利己主義の哲学は、読んで字の如く、自分の幸せだけを考える利己の哲学です。

海外在住の日本人女性や海外の女性が、日本女性に警鐘を鳴らす人も居ます。

それは、海外は「本質的」だからです。

「機械教育」って言うのは受動的であって、能動的ではありません。

皆、誰しも世の中から教えてもらった事を信じて生きていた方が楽に生きられるものですが…。

「若い頃に苦労せよ!」と昔の人は言いました。

人は機械と違って血も流すし、涙も流します。

偏向教育では、女性に受動的、且つ天動説的な考え方を与えます。

お喋りは私も含めて、ついつい楽しくなってしまうものですが、男尊女卑の利己主義の国では、女性に教えてくれないものが沢山あります。

特に「搾取構想」「勇気」「思想の違い」「生き方」「物事の善悪」「心を磨く事」「強く賢くなる事」「視野を拡げる事」「他者を尊ぶ」等は、女性には決して教えない事柄だと想います。

「後悔」とは、先立ってくれるものではありません。

先程の花言葉の「trust(信頼)」「respect(尊敬)」も男女平等の利他主義が教えるものです。

男の為の利己主義の国では、世の中が教えてくれないものが、「男女平等の利他主義の哲学」です。

男性も女性も尊敬し合って、人生を終わりたいと言います。

今、目に映っている真実が真実を語っているとは限りません。

男社会で唯一出来る事があるものです。

今までご覧になって下さってきた方なら、わかる方もいらっしゃるかと想います。

今日は人間の「機械性」について考えてみました。

皆様が漏れなく幸せを感じられます様に。

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