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南朝鮮旅行記① 人生初朝鮮半島で、エアプサン初搭乗 AIR BUSAN BX163 NRT→ICN

※うP主は朝鮮愛好家のため、基本北側視点で書いています
26歳にして、初めて南朝鮮(またの名は大韓民国)に行きました。韓流文化に全く興味がない、ただの朝鮮愛好家なので、今回の唯一の目的は偉大なる祖国・朝鮮民主主義人民共和国を見て、朝鮮歴史について知ること。

往路で使ったのはアシアナ航空(OZ)傘下のLCC、エアプサン(BX)。お値段は何と片道11980円!セール運賃なのでもちろんお預け荷物枠はないが、韓国系のLCCは機内持ち込み荷物枠10kgもあるので、4日間であれば全然十分。そもそも日本の桃とか星とかみたいに一々チェックしないし。結論から言うと南朝鮮に行くであれば断然に韓国系LCCがお得だしサービスもいい。おすすめ。

出発は11時10分だが、エアプサンはオンラインチェックイン不可なので早めに成田へ。事前に金券ショップで京成線の株式優待券を用意。ちょうど期限最終日ということもあり、なんと日暮里から成田空港まで750円で行けた(スカイアクセス線経由)。500円も安くなってるの凄い、、、

新宿の金券ショップにて事前入手

9時20分ごろに成田空港第一ターミナルのチェックインカウンター到着。プサン行きは混んでいたが、仁川行きはガラガラ。グラウンドハンドリングは親会社のアシアナ航空が担当。(LCCなのに第一ターミナルを使うのもアシアナ系列だから)座席についてはケチって事前指定していなかったが、グラウンドスタッフから「英語か韓国語できます?」と聞かれて、「韓国語は全くできないけど英語はできます」と返して、何のことなのかと思ったら、まさか非常口座席を指定してくださった。本来であれば足元が広い座席は追加課金しないと座れないだが、無料で座ることができてアシアナのスタッフに感謝感激。そこら辺の日系LCCより本当に対応良かった。

エアプサンなのにソウル行き

この日の機材はHL8099、エアプサン発注の機材。運行歴7年とそこそこ飛んでいる機材。エアプサンの機材はエアバスのA321一種類のみだが、自社発注、アシアナのお下がりと、A321neoが混ざっていてややこしい。一般席であれば足元が広いアシアナお下がり機材が一番あたりだが、今回は非常口座席なので別に何が来ても一緒。

Airbus A321-231 HL8099

座席はこんな感じ。いや広すぎるやろ!この行は少し特殊の2-2配列で、B席なのに窓(?)を確保できた。非常口ドアの窓なのでもちろん普通の窓と比べてめっちゃ小っちゃいだが、丸い枠を使って面白い写真も撮れるのでOK。と、ここでハプニング。搭乗前にいつも機内で使うものを小さいトートバッグに入れて、他の荷物を上にあげるという習慣があるが、この日も無自覚にやってたら完全にやらかした。非常口席なのでなんも置けませーん(当たり前)飲み物すら置ける所なかったので、CAさんに「ちょっとポケットに入っている雑誌を下げていただけますか、、、」と、気まずくお願いしたら笑顔で「もちろん大丈夫!」と対応して頂いた。LCCは基本飲み物有料なのに、韓国系LCCの寛容さに感謝。CAさんも活気があってサービス非常に良かった。フライトログも書いてくれてありがとうございます!

レッグルーム何インチあるんだこれ
非常口越しのウィングレット

離陸から約2時間、仁川国際空港に着陸。定刻より20分も早まることができた。快適なフライトでした。エアプサンありがとう

出発地に応じて言語変えているらしい

最近日本の入国審査待ちヤバすぎると海外で騒いているが、仁川空港は入国審査列も負けていない。カウンター全開でも多分500人以上が並んでいた。そもそもゲートも遠くて、結局飛行機降りてから入国に50分も掛かった。走ったら空港鉄道の直通電車に間に合えるかもと思い、爆走してもきっぷは売り切れ。結局空港内に事前購入した交通系ICカードを受け取りに。南朝鮮の交通系ICカードは、T-moneyが有名で、中には外国人のみ使える、外貨両替もできるWowpassが一番人気らしいけど、今回は約600円で推しのデザイン作れるNAMANEカードを選択。Rail+というICカード(まあSuicaとPASMOみたいな感じ)と、プリペイドカードとして使えるので、電子決済が進んでいる南朝鮮では便利。もともとK-Popアイドルオタク向けのカードだが、NK-Popにしか興味がない小生が作ったデザインはもちろん愛がやまない愛おしいの保科凜さん。印刷のクオリティーも高く、お土産としてもいいかも。
保科凜さんのプロフィール:
https://jamscollection.jp/#/profile/1

保科凜さんご本人から写真指定していただいた

直通電車は40分に1本しか走っていないので、早く到着できしかも運賃は半額の普通電車に乗車。南朝鮮は祖国と違って世界から隔離されているらか、Googleマップはまともに使えず、独自のNAVERマップを使わないといけない。乗換案内に沿って弘大(弘前大学ではない)に降りて、ソウル地下鉄に乗り換え。ホテルまでは4500ウォン(約480円)。仁川空港から市内の距離は成田空港から都内と同じぐらいなので、日本の電車どんだけぼったくりなんだよ、、、

普通電車はロングシート自由席、そこそこ混んでいた
読めへん。
地下鉄の車内。車輌は南朝鮮製。
駅の中に韓流アイドルはもちろんのこと、なぜか桜坂の応援広告もあった

ホテルに荷物だけ置いて、すぐ近くの明洞へ。ここはソウルの中心街らしい。先進的な平壌と比べてもまあまあ栄えているかな。晩ごはんはケジャンという生カニの朝鮮伝統料理をいただく。南朝鮮と朝鮮での作り方は異なるらしい。味は、まあこんなもんでしょう。お会計は一人約4000円なり。カニはそこまで安い食材ではないので許容範囲かな。えっ?生のカニだから寄生虫?気にしない気にしない。
訪れた店(オダリチプ):https://tabelog.com/southkorea/A5301/A530101/53000544/

ホテルに向かう道中
ソウルタワーが見える
ロッテの商業施設
晩ごはん。定食が基本。
生のカニ。

明洞に居てもあんまり見所がないので、朝鮮の歴史を勉強したく地下鉄で国立中央博物館へ移動。土曜日だったので夜間開放しており、21時まで見学できる。しかも入場無料(重要)なんという素晴らしい食後の散歩。博物館内はテーマ別ではなく、時代に分けて展示室を作っており、朝鮮歴史に詳しくない人も時系列を理解できる。動線の設計も非常に分かりやすく、展示物のレベルは微妙だけど満足できた。2時間ぐらいしか滞在できなかったので一階の朝鮮半島についての展示しか見られなかったので、またの機会で。あとは国宝にプロジェクションマッピングするな。

明洞。とことん台北の西門町に似てる。
国立中央博物館に到着。ソウルタワーの逆側に来た。
博物館の館内。広々していて快適。
名古屋城の劣化版?
朝鮮宮廷のアクセサリー
あの、国宝にこういうのやるのは、、、

翌日は今回の旅行の最大目的・偉大なる祖国朝鮮を見に行くので、今日はホテルに帰って早めに就寝。
②へ続く。


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