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市場に慣れるために…

売上がイメージしていたように上がらず、失敗続きの2020年の4月を振り返り翌月の5月へ向かうことになったハネは、4月の失敗は何だったのか?と考えます。
でも、答えは意外と簡単で、

『市場という独特な場の空気に飲まれてしまった。』

この一言に尽きます。

相場を検索せずに競り落としてしまったのも、今思えば市場の独特な空気と高揚感からでした。
落とせるんだ!商品をゲットした!そんな気持ちから、次も落とそう!次も落とそう!という気持ちが先行し、重要な手順を忘れてしまい、その結果、大損をしてしまうというパターン。
声をあげるもセリ負ける上に、市場の独特なルール(ちょいノリやアトノリ)で注意を受けて自滅するのも、市場慣れできてなかったからだと思います。

そこでハネは

『市場の空気に慣れなければいけない。その市場に馴染まなければ負ける』

と考えたのです。

そこからはどうやったら空気に慣れるには?馴染むには?

とりあえず場数を踏もうと安直に考え、ソコからは行けそうな市場はドンドン行きました。

そして、市場に行っても上限なく購入するではなく、2万円前後を仕入れのMAXとして購入していこうと考えて実践していきました。

とは言ってもですねぇ…。

行こうとしていた市場がコロナのせいで閉鎖や新規受け入れのNGなどかなり厳しい状況になってしまったんです。

その為、新規で行けた場所は2か所くらいで、計4か所くらいだったんです。

たった4か所だったけど、行けば行く程、市場の空気が色々と見えてくるんです。特にあの恥をかいた道具市場に行き続けたら、それはそれは勉強になりました。

でも、恥をかいたなんて書いてありますが、これも自分だけの思い込みで、誰もそんなことは覚えてなくて、今では市場の人と話をすると、『そんなことあったの?w』『最初なんてそんなもんそんなもんwww』『自分も同じようなことあったよwwww』とか笑い飛ばされる些細なことでした。
些細なことでも、本人は気にしてしまう。改めて負のパワーって強いし、怖いもんだと思います。

その道具市場で初めて勝負できる商材を手に入れることができたのは、デスクトップPC10台の山(ハードディスク無し、電源コード無しの完全ジャンク)でした。
3,000円に対して5,000円の声を出してセリ落としたんです。

誰も追随する人もおらず、自分しか声をあげていない状況だったので、難なく手に入れることができました。

ただ、これも正直なにも調べてませんwwww

実は、自己紹介的な記事の中でも記載しているんですが、ハネの趣味の一つでパソコンがあるんですよ。
パソコンが趣味ってちょっと不思議じゃないですかね?w
普通はパソコンゲームが好きなんですよ。でもハネの場合は、ゲームも好きだけどパソコンも好きなんですw
一般的にパソコンを購入する場合、メーカー品を購入します。それかBTOパソコンなど、とにかくできあがっている物を購入しますよね。

でも、ハネの場合はパソコンを作る所から始めちゃうんですw

電源、マザーボード、メモリ、HDD、SSD、グラフィックカード、CPUと、ソコから組み立てあげる自作PCが好きな人間なんです。
また、その頃からは車を持っている友人も参戦していて、その友人もPC趣味だったので、こういう商材は大好物でした。

だから、こういった山のパソコンはみんなにはゴミに見えるかもしれないけど、自分たちには宝の山にしか見えない訳ですw
二人ともイメージが沸くんです。

グラフィックカードがこれを使っているなら、それなりのCPUを使っているから…。
電源600Wとか、なんてデカい容量という事は~…

とかねw

結局、1台のPCを組み立てて売っただけで、2万円以上の販売価格になりました。今も、まだ在庫が残っていて、友人がちょこちょこといじりながら出品を頑張ってくれていますw

これを機にイメージが出てきます。

PCを1台組んで2万円なら、10台を1か月で組めば20万…

ソレで行こうと浅はかな考えを持つと、今度は違うヤケドを負うんですw

何故なら、それは古物市場だからですね。
だって、古物市場は中古を扱う市場なんですよ。
ということは、毎回毎回、同じ商材に出会える可能性は0に等しいのですよ。
案の定、そういった商材は、その後まったく出ません。待てど暮らせど出ません。
逆にそれに近い商材が出ても、市場には専門職の方がたくさん、たーーーくさんいるんです。

小家電に強い人
PC周辺機器に強い人
家具に強い人
白物家電に強い人
雑貨に強い人
CD・DVDに強い人
アパレルに強い人
洋食器に強い人
香水に強い人
楽器に強い人
レコードに強い人
カセットテープに強い人
ブランドに強い人
玩具に強い人

さすがブルーオーシャン。こういった強い人、ワンピースで言う七武海や四皇のような存在の方々が山のようにいるんですよ(;´Д`)

要はブルーオーシャンであってブルーオーシャンではないんですね…。

現に次の道具市場でSSD10枚の山が出ましたが普通に競り負けました。。。

じゃぁ、前回はどうして買えたのか?というと…。
何のことは無い、前回はPCに強い人がいなかったからなんですよw
いつもブルーオーシャンを見回っていたPCに強い人が、どっかに旅に行っていたんで、そこに船を出していたのは僕たちだけだったと言う訳です。

では、この人たちに勝てるのか?と言えば、そう簡単には勝てませんw
特に資金力に差があり過ぎます(;´Д`)
戦闘能力が違い過ぎるんです。

戦闘能力に差があるなら、探すしかないんです。
海は広いはず。大海原のどこかに誰もいない海、自分にあったブルーオーシャンがある筈なんですよ。
その海を探せるかどうかが、自分がこの世界で生き残るための鍵なのだと教えられたような気がします。

ブルーオーシャンはどこに・・・

どこにあるんだーーーーーー!?

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