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「井戸の底にある本当のあなたの気持ち」

(泡がたくさん上がっていくのが見える)
一つ一つの感情にとらわれず、ただ発生しては浮かび上がって消えていくのを眺めてみましょう。
感情というのは、あなた自身の精神の中枢にあるものではありません。
周囲のものに反応して起きることで、ただ手放せば消えていくものです。

悲しいと思ったり、怒りをおぼえたり、喜びを感じたり、全ての感情があなたの中心にあったとしても、いずれ薄れていくものです。
あなたから去っていくのを止めずに、ただ漂い去っていくことに任せてみましょう。

もしあなたが感情を自分の中に押し殺して深く深く沈めていくと、井戸の底で発酵していきます。
そうすると一つの意思を持ち、あなたを揺り動かすようになるでしょう。

怒りや悲しみをためていくと、あなたに気がついてもらおうといろんな行動を起こすのです。
その感情をもう一度味わうよう何か似たようなことを起こしたり、蓋をした感情が体の不調という形で現われることもあるでしょう。

ご自分の中にある怒りや悲しみを丁寧に一つ一つ取り出して、慈しみながら空中に手放してください。
あなたが感じた感情は、良いものでも悪いものでもありません。
それは相手に対して持ったものではなく、あなたの中に生じたものです。

誰かを憎んだり、誰かから愛情をもらえなくて悲しんだりといったことは、相手がきっかけであれ、あなたの中に生じたあなたの感覚です。
あなたがそれを手放していけば、それは去っていきます。

相手が今どうあるかと気にしないでください。
あなたが思っている現実と、相手が思っている現実とは違うかもしれないからです。
あなたが見ている現実と、相手が見ている現実とは違うかもしれないからです。

あなたが自分の中で固定した思い出、起きた出来事、相手がしたこと自分が感じたことを反芻しすぎると、それは固定化されていきます。

「あの時母親がこんな事を言った、そして私は傷ついた、それが積もり積もって自分の中に残りある性格ある感情を形成してしまった」ということがあるとしましょう。
それはあなたがそう感じたということです。
母親にはまた別の現実があり、別の人生があり、別の感覚であなたに対しています。

あなたを傷つけようと思ってしたことではないかもしれません。
もうとっくに忘れているかもません。

あなたが感じたことは真実であり、あなたが感じた感情は確かにそこにあるのですが、それはあなたの現実であります。
それを反芻したり発酵させたりせずに、空中に放り投げていきましょう。

すると井戸の中がどんどん澄み渡ってきて、本当のあなたというものが最後に浮かび上がってきます。それはとってもシンプルなものかもしれません。

愛されたい、寂しかった、怒りを感じるという場合は、自分を主張したい、認められたい、ありのままの自分でありたいという感情が底にあるかもしれません。怒りや寂しさの元にある本当の自分に気がつけば、積もり積もったおりは消えていくのです。

ただご自分を大切にしましょう。
ご自分がご自分を可愛がり、慈しみ、大切に扱いましょう。
ほかの誰よりもあなた自身が、あなた自身に向き合うことができるからです。

もし誰もあなたのことを大切に扱わなくても、愛さなくても、あなた自身があなた自身を大切にすれば、そこに大切なあなたというものが生まれます。

そしてあなたは決して一人ではありません。
あなたを守護するスピリット、あなたを導くスピリットが常にそばにいます。
その存在とのつながりが強くなると、光の中に呼び出され、ご自分自身を生きやすくなります。

周りがあなたを認めるかどうか、愛するかどうかにこだわる必要はありません。
あなた自身が、あなた自身の人生を光り輝かせる主人公だからです。
そのように感じてみてください。

ありがとうございました😇

・・・・・・ガイドさんのメッセージでした🐈

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