ダービー考察~ワーケア~
今週末に行われるダービーの出走馬について独自の目線で考察していきます。今回は弥生賞以来のレースとなるワーケアです。
デビューからルメール騎手とのコンビでダービーに歩を進んできたワーケア。新馬戦ではウインカーネリアン(後の皐月賞4着馬)を0.4差引きちぎり、ホープフルSでは3着、弥生賞では2着と世代上位の成績を残しており、このダービーでも期待できると言えるでしょう。ルメール騎手がここでも継続してコンビを組むあたりも心強いですね。
さて、皆さんがワーケアの取捨を悩んでいる理由の1つにこのローテーションがあると思います。弥生賞2着で皐月賞の権利を獲得しながらも、そこをスキップをしてダービー直行という決断をしましたからね。
このローテーションをどう考えるか、私は以下のように推察します。
大目標のダービーへ向けて間隔を空け、万全な状態で臨むための既定路線。
ワーケアのこれまでの戦績を見てみると
6/9 新馬戦 1着
10/19 アイビーS 1着
12/28 ホープフルS 3着
3/8 弥生賞 2着
5/31 ダービー ?着
日付に注目してみてください。全レースとも必ず2ヶ月以上間隔を空けてきています。よく「ハーツクライ産駒は反動に弱い」と言われますが、ワーケア自身もあまり使い詰めができないのではないでしょうか。
今年の始動戦として弥生賞を選択したのも、
・ホープフルS後の疲労考慮
・ダービーまでの間隔
・ダービーを意識した距離
以上を総合的に考えた結果と解釈することも可能です。
このように考えるのであれば、弥生賞で賞金加算に成功し、疲労を取ってダービーに向かうのはシナリオ通りであると言えます。
あくまで推察に過ぎませんが、このような考え方をするとこのローテーションは〇となり、万全な状態で出てくると考えられます。
余談ですが、ワーケアを管理する手塚調教師&ルメールのコンビと言えばフィエールマンですね。この馬も間隔を空けて1戦必勝スタイルです。このような例もありますから、状態面での心配はいらないと思います。
つまり、結論としては
ワーケアは強い、ここでも勝負になる!でもローテーションが少し不安。。
と思っている人は、、、
自信を持って買っていいと思います。
私自身も府中替わりの高速馬場はベストだと思っていますので個人的に楽しみな1頭です。内枠も引いたのも追い風ですしね。
少しでも皆さんの馬券組み立てに役立てば嬉しいです。