観光×SDGs研修に参加しました!!
こんにちは。まこつです。
レキサスに入社してそろそろ一年が経ちます。あっという間の一年でした。 この一年間でいくつかの研修やプロジェクトに関わらせていただきました。 今回は去年の10月から始まって今年の2月に終了した「SDGs×観光」をテーマにした研修での学びをまとめたいと思います。
研修は、コロナ禍やSDGs経営が求められる中で観光業界、一企業、一個人としてどう変化していけるかをグループワークや課題に取り組む中で考え、実行し、振り返る研修となっていました。 弊社はIT企業ですが、これまでRyukyufrogsのような人財育成事業や、他業種と連携した新規事業開発などIT×〇〇を軸に事業に取り組んできました。 その意味でも、観光×ITの可能性を探りたい、参加企業とのパートナーシップを築きたいと思い研修に参加しました。
1. 研修の概要と目的
「先がみえない時代を切り拓く 持続可能な観光業界のための人材育成プログラム」として、週に一度のペースで各三時間のプログラムを実施しました。 特に「SDGs×観光」を軸とした、「経営力」、「マーケティング力」、「プロモーション力」を鍛える研修となっていました。
また、昨年の12月9日から12月11日に県外視察も行いました。 視察の前後14日間の体調チェックや、PCR検査など十分な感染対策を行った上での新しい形の視察にトライしました。
結果として30人ほどの県外視察だったのですが、誰も感染することなく無事に視察を終えることができました。
2. やったこと
主にオンラインディスカッション、県外視察、SDGs事業計画立案の三つに取り組みました。
2.1 オンラインディスカッション
ディスカッションは、CSRやSDGsの分野で多くの企業のコンサルタントをしてきた池田陸郎さんと、沖縄在住で日本ファシリテーション協会の会長も務めた平井雅さんのお二人のリードのもと進められました。 例えば、SDGsへの取り組みはビジネスの競争優位につながっており、SDGsに取り組むことで市場から選ばれやすくなるなどを学びました。ただの社会貢献ではなくビジネスとしての価値を感じました。
また、社内外で協力して取り組むためにも、起きている物事を俯瞰的に理解したり、構造的に理解することで、どのようにムーブメントを起していけるかを学びました。 どちらも、池田さんや平井さんからのインプットや問いを出発点として、グループに分かれ自社の状況や自分自身を見つめ直すことで理解を深めていきました。
2.2 県外視察
神奈川の太陽住建、大川印刷、東京のホテル椿山荘東京の三箇所を視察しました。 太陽住建では、交流人口を増やすのではなく、ビジネスを通して地域や地域の人々と多様に関わる関係人口を増やすことを学びました。
大川印刷では、社員一人一人の想いやアイデアをどう形にしていくかを学びました。多くの新商品が社員同士の会話から生み出されていました。
ホテル椿山荘東京では、誰一人取り残さないためにも、ユニバーサルな客室のデザインや環境に配慮したアメニティや食事の提供を行っており、お客さんと社会のニーズにどう取り組むべきかを学びました。
とても濃い三日間だったのですが、特にビジネスを通して関係人口が築いていくことが特に心に残っており、そのために個人として会社として何ができるかを考えるきっかけになりました。
2.3 SDGs事業計画立案
自社とSDGsのつながりを過去、現在、未来の視点でマッピングしていくSDGsマッピングや、自社の事業の影響をプラス面、マイナス面の両方から分析する課題に取り組みながらSDGs事業計画を立案していきました。
以下に掲載している「SDGsマッピング」は会社全体の方針ではなく、研修に参加した私やアベルの二人の視点で作成したものです。 過去の記事を参照したり、マネージャの方々に話を聞いたりしながら、中心となる強みやどのSDGsのゴールが重要そうかを洗い出しました。
「SDGsマッピング」
また、社内の方々とコミュニケーションを取る中で、私自身が知らない想いやレキサスの歴史に触れることができ、狭い視野でしか会社のことを考えていなかったことに気づかされました。
さらに、レキサスのコアとなる強みとして、「パートナーシップ」があることが実感できたのが個人的には大きかったです。 私自身も、パートナーシップを築けるように積極的に他業種の方々と関わり続けていきます。 事業計画は、観光業界の賃金の低さや、良いサービスに対して評価が難しい点などを出発点として、どうITを活用して解決できるかを考えていきました。
以上が、本研修の内容です。消化できないくらいのインプットがありましたが、これからきっちりアウトプットしてきます。
3. まとめと次のアクション
研修を通して、ホテル業界、旅行業界、航空業界、観光施設などなど多くの方々と関わりました。 その関わりを通して観光業界は私の想像以上にかなり厳しい状況にあることがわかりました。
観光業界、IT業界などのくくりに捉われず、課題と解決策を共有しながら取り組んでいきたいです。 まずは、自分自身の力を着実につけて貢献できることを増やしていきます。