捕鯨と文化と命の話
「ハロー、ハロー?Agt.墨染だ。今回はSCP解説じゃないんだ。すまないな」
「まぁタイトル通り、捕鯨について中の人が思ったことを話していくぜ。まぁ、こいつも捕鯨問題はちょこっと知ってるくらいだからな。鵜呑みにはしないように頼むぜ、後、少々言葉遣いがよろしくない部分もあるかもしれないからそこも注意してくれ。気をつけはするが……」
「前置きだが、中の人は世界史Bを履修していて今日は遊牧民族……エフタルとか、突厥とかそういうやつのところの授業だったんだ。パルティアンショット、かっけえよな」
「アウチ、話が逸れたな。戻すが、遊牧民族は衣食住をほぼ全て動物に依存しているのは分かるか?衣服とかゲルは毛皮で、食料は羊とかの肉だ。血の一滴も余すことなく使っていたらしい」
「もう1個、例を挙げようか。アラスカやカナダの1部に住んでいる民族、イヌイットだ。彼らはアザラシを貴重なタンパク源として、上に挙げた彼ら同様、食べて血を飲み水としても利用していたらしい」
「やべぇ、まとまんねぇ。とりあえず言いたいことを並べておくぜ」
「日本も鯨は骨まで使っていた。食料として、油を灯りに利用して。決して無駄にはしてないし、いただきますという言葉の意味が、これを読んでいる人なら分かるはずだ」
「そうだなぁ……捕鯨について色々難癖を付ける人の言い分を囲んでおく」
鯨は神聖な生き物、捕獲方法が残酷、絶滅してしまう。
「……彼らにはもう一度該当する学問をきちんと学んでほしいものだ」
「正直に言おうか。感情的で、客観的な意見とは思えない。自分たちの正義や常識がどこにでも通用する正義だとは限らんぞ、ましてや文化をぶち壊してるからな……」
「反捕鯨団体としても有名なシーシェパードについても少し触れようか。彼らは特に過激な環境保護団体とされていて、捕鯨の妨害活動やらなんやらで怪我人も出しているんだ」
「テロ組織だと言われてもいる。頼むから海神の軍隊を名乗るのはやめてほしいぜ」
「シーシェパードに関しては私はいい印象を持たない。彼らこそ環境の破壊者ではないかとも思っている」
「……悲しいことに、鯨を食す文化は消えたに等しいんだ。今の子達は鯨なんて食べないだろ?私もそうだよ」
「漁師さんが言っていたんだが、失われた文化を取り戻すのはとても難しいことだ。この文化はもう戻らないともな」
総括
「読みずらくて申し訳ない。ここで私の意見を箇条書しておこうか」
・歴史を振り返れば人間は動物の命を生きている、それは今も変わらない
・捕鯨反対の意見の中には感情的で客観的ではない。
・シーシェパードがしている暴力的な行為は許されるべきではない、毅然とした態度で対応すべき。
・他の文化も尊重されるべきものであり、一方的な正義や価値観、常識を押し付けることは合理的とは言えない。それによる文化の破壊は大罪であり、壊された文化を戻すことはほぼ不可能である。
「あー、ここまで読んでくれてありがとうな。繰り返すが、これはあくまでも一個人の意見であり、多少の偏見も含まれている。まだ知らないこともあるから鵜呑みにはしないでくれるとありがたい」
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ここまで読んで下さり本当にありがとうございました。これからも思ったことや社会の問題についてたまに書こうかなと思います。
メインはSCiP解説なので、そことは切り離して見てほしいです。本当に一個人の、不完全な意見なので。
動物愛“誤”にならないよう正しい知識を身につけねば、と考えさせれた日でした。
以上、墨染でした。
これを書くにあたって参考にしたサイト