「言いたいことが上手く伝わらない!」と諦める前にオススメする構造化を日常会話で使ってみた
みなさんは相手に何かを説明するときに「あれ、これ意外と伝えるの難しいな」と感じたことないですか?
僕も公私ともに度々あります。
難しいと感じてしまうと、無理に話を簡略化してしまって逆に伝わりにくくなったり、極端な場合途中で伝えることを諦めてしまったりしますよね。
とはいえ、ちゃんとした説明を求められる時はなんとか頑張って伝えるしかありません。
今日は、そんなときに役に立つ「構造化を使って説明する」というアプローチを紹介したいと思います。
最近家庭であったこと
唐突ですが、最近個人的にナポリピザ作り(本場のナポリピザを家庭で再現しようという試み)にハマっています。
最初は、上手く発酵せず石のように硬い生地になったり、焼いている最中に生地からソースが漏れ出てオーブン内が悲惨なことになったりと失敗の連続でしたが、最近は食べられるくらいのレベルにはなってきました。
ある日、そんなものを食べるのに付き合ってくれている妻が、作るほうにも興味を持ってくれたみたいで(むしろ見かねて?)声をかけてきました。
妻:「最近作ってくれているピザ、私も作ってみようかな。教えて」
僕:「いいよー!(一緒にハマってもらえれば、あわよくば組み立て式のピザ釜購入にも同意してくれるかも。wktk)」
と下心を持ちつつ、作り方の説明を始めました。
(本当なら実演しながら説明するのが一番良いのですが、僕がハマってる作り方は最低でも3日かかるので今回は実演なしでの説明を試みてみました)
実は、ピザ作りには割りと気をつけないといけないポイントがいくつかあって、例えば水にイースト菌と塩を加える順番(イースト菌は塩に弱いので先に水に溶かしておく)や、ピザストーンをしっかり予熱しておかないと生地が貼り付いてしまうなどなどです。
そういった注意点や手順を最初は口頭で伝えていたのですが、妻の「よくわからん」オーラが徐々に大きくなってきていることを感じてこれはマズイと思い、Balus を使って構造化して伝える方法に切り替えました。
Balus でピザ作りを構造化
以下が説明に用いた構造化したもの(モデル)です。
ポイントは、要素(材料、道具)の構成を表現したのと、単に手順だけではなくて工程でミスったらどういう結果になるのかを示してあげたところです。
こうすることで、どういったものを使ってどう気をつけながら進めていけば良いかという料理の全体像が見えてきます。
この構造化のおかげで妻も今度はわかってくれた様子。
しかし、、、
妻:「なるほど、これ結構大変だね。じゃあ今は(自分は作らなくて)いいかな」
僕:「! そっか…(悲)」
伝えるということには成功しましたが、一緒にハマってもらうという裏目標には失敗してしまいました。
次は手順だけではなく、ピザ作りの楽しさやメリット、ピザ窯の必要性についても構造化して説明していきたいと思います。
今回は家庭の日常での利用例でしたが、仕事で相手に何かを伝えるときにも構造化は強力な武器になります。
さらに、自分のことを伝えるだけではなく相手のことを理解するにも役立ちます。(相手の理解 = ヒアリング時の構造化については前回記事にしています)
みなさんも誰かに伝えたい / 伝えなければならない機会が次にあったら、まずは構造化してみるという手段があること思い出してみてください。
(おそらく)世界で一番構造化がしやすいツール Balus は以下から試すことができます。
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