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Bardが結果をGoogleスプレッドシートにエクスポートできるようになりました。
GoogleのBardが新しい機能を公開しましたね。
今回は、Bardが生成したテーブル(表)をGoogleのスプレッドシートにエクスポートできるようななりました。
どんな感じなのかちょっと試した結果を共有します。
試験運用版の最新情報(Google発表)
2023 年 6 月 7 日
Bard が生成したテーブルを Google スプレッドシートにエクスポート
更新内容: Bard が生成したテーブルを、Google スプレッドシートに直接エクスポートできるようになりました。
理由: Bard の回答をお気に入りのアプリに移動することで、必要な場所でさらにクリエイティブに作業できます。
動作を確認してみましょう
表形式で出力するように質問をする
東京の観光名所を5つ教えて下さい。各名所について見所を教えてください。出力は表形式でお願いします。
以下のように表形式で表示されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1686220706372-MmU4Bi43eC.jpg?width=1200)
「Google スプレッドシートにエクスポート」というボタンが表示されるようになりました。ここをクリックすると左下に「スプレッドシートを開く」というボタンが表示されます。ここをクリックするとGoogleのスプレッドシートが開きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686220717328-hFPJUajFtm.jpg?width=1200)
以下が今回作成されたスプレッドシートです。
タイトルにはBardに質問した項目が入っています。
きちんとエクスポートできるのが確認できました。
簡単ですね!!
![](https://assets.st-note.com/img/1686220727678-Jg9t6JIAe1.jpg?width=1200)
画像付きの表をエクスポートできるか確認してみました
以下のように画像を表示させると「Google スプレッドシートにエクスポート」というボタンが表示されませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1686220737756-ArEr5LsDsY.jpg?width=1200)
以下のように画像を削除してとお願いすると「Google スプレッドシートにエクスポート」というボタンが表示されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1686220754110-zKKvTFRIOP.jpg?width=1200)
まとめ
今回新しく追加になった「Google スプレッドシートにエクスポート」の確認を行いました。ますます便利になってきましたね。
今回の機能についてはコピペでもできますが、新しくスプレッドシートを作成してくれるので、用途に応じて使い分けるといいと思います。
画像付きの表についてはエクスポートできないようです。
今回の紹介は以上となります。それではまた!!
これ以降は参考資料となります
登録および基本的な使い方について
以下のnoteを参照して下さい。
https://note.com/leverage_ken/n/n169b2c392ef0
https://note.com/leverage_ken/n/nf8c5334c6950
Googleが公開している日本語資料
こちらでGoogleがBardの日本語対応について説明してくれてます。
Google Japan Blog
https://japan.googleblog.com/2023/05/bard.html
「Bard の使い方」にも簡単な使い方のガイドがあります
Bard に関するよくある質問
日本語でFAQが用意されています。
最近追加された機能(Bardのメニューより)
2023 年 6 月 7 日
より高度な計算とデータ分析のために Bard がコードを実行
更新内容: まずは英語版から、計算に関するメッセージを検出し、バックグラウンドでコードを実行するように Bard を更新しました。これにより、数学的なタスク、コーディングに関する質問への回答、文字列の操作をより適切に行えるようになりました。
理由: 特定の数字がデータセットに表示される回数を検出するなど、Bard の計算能力を強化することにより、より高度なデータ分析を行えます。Bard は常に正しい回答を提供できるとは限りませんが、みなさんからのフィードバックによって機能が改善されていきます。
Bard が生成したテーブルを Google スプレッドシートにエクスポート
更新内容: Bard が生成したテーブルを、Google スプレッドシートに直接エクスポートできるようになりました。
理由: Bard の回答をお気に入りのアプリに移動することで、必要な場所でさらにクリエイティブに作業できます。
2023 年 6 月 1 日
正確な位置情報により回答の関連性が向上
更新内容: デバイスの正確な位置情報の使用を Bard に許可すると、より関連性の高い回答が表示されるようになりました。この設定は、位置情報の設定新しいウィンドウで開くで管理できます。
理由: 正確な位置情報により、Bard は現在地周辺のレストランやお住まいの地域のさまざまな情報に関して、より関連性の高い回答を提供することができます。
2023 年 5 月 23 日
Bard に画像を導入
更新内容: 英語での回答について、Bard が Google 検索から画像を表示できるようになりました。Bard に直接画像をリクエストすることもできます。Bard は各画像のソースを表示します。
理由: 画像を使用することでアイデアをより効果的に伝えることができます。コンセプトの具体化や、説得力のある提案などが可能になり、視覚情報が必要なときにより適切な回答が得られます。
2023 年 5 月 10 日
Bard を利用できる国と言語を拡大
更新内容: 英語(米国)に加え、日本語と韓国語でも Bard を利用できるようになりました。また、これら 3 言語で Bard を利用できる国が 180 か国以上に拡がりました。
理由: Google は、実際に利用した方々からのフィードバックを参考に、責任を持って Bard の継続的な開発を進めています。Bard を利用できる言語、国、地域は、時間をかけて少しずつ拡大していく予定です。
Google ドキュメントや Gmail へのエクスポート
更新内容: Bard が生成したコンテンツを、書式も含めてワンクリックで Google ドキュメントや Gmail にエクスポートできるようになりました。
理由: Bard の回答をエクスポートし、これらの Google Workspace アプリで直接編集できるようにすることで、ワークフローの迅速化と簡素化を可能にします。
薄暗い環境でも読みやすく
更新内容: Bard にダークモードを追加し、ライトモードとダークモードを簡単に切り替えられるようにしました。明るい背景に暗い色のテキストにするか、暗い背景に明るい色のテキストにするか、状況に合わせて読みやすいモードを選択できます。
理由: ダークモードを使用することで、薄暗い環境でも Bard を快適に利用できます。
2023 年 5 月 5 日
Google Workspace アカウントへのアクセス
更新内容: Google Workspace 管理者が、ドメインごとに Bard を有効にできるようになりました。これにより、各ドメインのユーザーは Workspace アカウントで Bard にアクセスすることができます。
理由: 管理者が Bard を有効に設定した Google Workspace アカウントでログインすることで、仕事、研究、その他のビジネスニーズに Bard を活用できるようになります。
2023 年 4 月 21 日
コーディングに関するサポート
更新内容: Bard で 20 を超えるプログラミング言語でのコーディングが可能になりました。Bard が生成した Python コードを、Google Colab に直接エクスポートしてテストすることもできます。C++、Go、Java、JavaScript、Python、TypeScript、Google スプレッドシートの関数などの言語でのサポートを Bard にリクエストしてみてください。
理由: 初心者から経験豊富なエンジニアまで、プログラミング経験を問わずすべてのユーザーを対象に、コードの生成、エクスポート、デバッグやコードの仕組みの解説など、Bard を通じてコーディングをサポートします。コードを使用する前に、すべてのコードにエラー、バグ、脆弱性がないか慎重にテストしてください。 詳細
回答案がより多様に
更新内容: 他の回答案を表示する際、多様なオプションが表示されるようになりました。
理由: 独自性がある多様な回答案を使って、さらにクリエイティブに作業できます。
おすすめYoutube
Bard へようこそ
Google Japan 提供
Google Bard(バード)日本語対応!凄すぎる新機能を色々発表【検証】
KEITO【AI&WEB ch】さん提供
Watch Google's Deep Dive Into Bard AI Chatbot (Google I/O 2023)
CNET Highlights
終わりに
今回は新たに追加になった機能を一つ紹介しました。すでに多くの方が紹介もされているので、自分に合った記事を参考にされるのがいいと思います。
表をExcelにエクスポートする機能も実装が予定されているので、また新しい機能で役に立ちそうなものがあったら紹介しようと思います。
本noteをご覧いただきありがとうございます!
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