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あなただけのAI：OpenAIで自分専用のGPTを作る方法

けん

AIの進化は驚くべきスピードで進んでいますが、その最前線で活躍するのが「GPT（Generative Pre-trained Transformer）」です。これは、ただのチャットボットではなく、あなたのビジネスや日常生活に特化した知識と機能を備えたカスタムヘルパーとなる可能性を秘めています。この記事では、OpenAIが提供する新しいサービス「GPTの作成方法」をご紹介します。これはプラス会員とエンタープライズ会員向けに提供された機能で、個々のニーズに合わせたGPTを構築することができます。それでは、どのようにしてGPTを作るのか、その手順を簡単に解説していきましょう。

参考情報

この記事は、OpenAIのサポートページに掲載されている情報を参考にしています。GPTの作成に関する詳細な手順については、OpenAIの公式ガイドをご覧ください。


GPTの作成方法

プラスとエンタープライズのユーザー全員がGPTのアクセスを利用できるようになりした。

GPTs は、指示や知識、能力を組み合わせて特定のタスクやトピックに合わせてカスタマイズできるChatGPTのバージョンです。言語学習からテクニカルサポートまで、必要に応じて単純または複雑に設定できます。プラス(有料)とエンタープライズのユーザーは、chat.openai.com/createでGPTsの作成を始めることができます。

GPTの作成方法:

  1. https://chat.openai.com/gpts/editor にアクセスします（またはあなたの名前を選択し、「My GPTs」を選択）もしくは、「Explore」をクリックします。


2.「Create a GPT」を選択します。

3.GPTの作成を行います

3-1. Createタブでは、GPT Builderにメッセージを送って新しいGPTの構築を手伝ってもらえます。たとえば、「新製品のビジュアルを生成するクリエイターを作って」とか「私のコードをフォーマットするソフトウェアエンジニアを作って」といった要望を伝えます。

3-2. ここからはChatGPTが質問してくれますので、それに答えていきます。英語で聞かれた場合には、「日本語でお願いします」と伝えれば、日本語で質問するようになります。

以下に例を示します。

3-3. 右側の「Preview」画面で試すことができます。思った動きと違う場合には左側の画面で修正して欲しいことをGPTに伝えます。

3-4. GPTを公開する準備ができたら、「Save」を選択します。他の人と共有することもできます。

これでGPTの作成は完了です！

詳細設定

GPT Editorでは、GPTのより詳細な設定が可能です。

上部にはCreateとConfigureという2つのタブがあります。CreateではGPT Builderにメッセージを送って新しいGPTの構築を手伝ってもらうことができます。より詳細な指示を提供したい場合は、Configureタブで設定できます。

Configureタブでの設定:

以下の画面が表示されます。

  • 画像の追加: GPT BuilderにGPT用の画像を作成してもらうか、あるいは自分で画像をアップロードすることができます。

ここではUse DALL-Eを選んでます。

  • Name: GPTの名前を定義します。

  • Description: ここでは、このGPTの簡単な説明と振る舞いを記載します。

  • Instruction: ここでは、GPTの振る舞い、機能、避けるべき特定の振る舞いについての詳細な指示やガイドラインを提供できます。

  • Conversation Starter: ユーザーが会話を始めるためのプロンプト例です。

  • Knowledge: GPTが参照する追加の文脈を提供できます。アップロードされたファイルからのコンテンツが出力に含まれることがありますので、注意してください。

  • Capabilities: ウェブブラウジング、DALL·E画像生成、高度なデータ分析を有効にすると、GPTは追加の機能を実行できるようになります。

  • Custom Action: エンドポイント、パラメータ、モデルがそれをどのように使用すべきかについての説明を提供することで、サードパーティのAPIをGPTに利用できるようになります。OpenAPIスキーマからGPTのアクションをインポートすることもできます。すでにプラグインを構築している場合は、既存のプラグインマニフェストを使用してGPTのアクションを定義できます。

修正方法

修正をしたい時にはいつでも下記から修正ができます。
修正についても作成時と同様に、「Create」タブでGPTと会話しながら修正ができます。また、「Configure」タブで自分で直接修正することもできます。

OpenAI提供GPTs一覧

OpenAIから提供されているものは以下の通りです。何を作ったらいいのかわからない場合には、まずはこれらを使ってみるのもいいかと思います。


終わりに

いかがでしたか？ AIを使った自分だけのアシスタントを作る過程は、創造的でありながらも技術的な面白さがあります。今回のガイドがあなたのGPT作成の一助となれば幸いです。GPTの構築は、あなたのビジネスやプロジェクトに新たな価値をもたらすことでしょう。疑問や不明点があれば、ぜひコメントでお知らせください。そして、この記事が役立ったと思ったら、共有をお願いします。AIの世界で新たな一歩を踏み出しましょう！


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