空白時間の刺繍記録③刺繍ルーム ブリーズコース動画レッスン
ドロンワークは白糸刺しゅうに分類されるようで、白糸刺しゅう本に掲載されていますが、ドロンワーク初心者の私にはハードルが高かった刺繍です。
和書でドロンワークを詳しく教えてくれる教本的な刺繍本は「はじめてのドロンワーク 西須久子著」ではないでしょうか。
ドロンワークについての丸々1冊の本なので、白糸刺しゅう本で説明されているドロンワークよりも、より詳しく書かれているのでとても参考になります。しかし、ドロンワーク初心者の私にとって、ココはどういう事なんだろう?と言う疑問の壁に衝突。
白糸刺しゅうの本科(日本手芸普及協会)で、初めてドロンワークを習い、やっと初歩的なことを実際に学ぶことができました。(実際にと言っても、動画レッスンですよ、もちろん)
「はじめてのドロンワーク」で説明されていることが、やっと理解できました。
以前から興味のあったドロンワークですが、自分で刺せるようになって、楽しさを知ることができました。
もっとドロンワークを学びたい!刺せるようになりたい!と思ったのですが、白糸刺しゅうの高等科にはドロンワークの課題がありません。
ハーダンガー刺繍やアジュール刺繍など、気になる課題はありますが、最初の課題がシャドーワークで、興味が持てない…
そんなこんなで、高等科へ進むことに疑問を持ってしまったのです。
すっかり前置きが長くなってしまったのですが、ついに「刺繍ルーム」に辿り着きます。(2021.11)
刺繍ルーム Needlework Room ↓
ドロンワークをもっと学びたいと思い、ひたすらドロンワーク情報を探すのですが、なかなかコレ!っといった情報を見つけられず…
ドロンワークの情報を見つけたいあまりに、ピンポイントすぎてヒットしなかったんでしょうね。
Instagramで「刺繍」に広げて検索すると「刺繍ルーム」を発見!
ブリーズコース動画レッスン?ドロンワークの動画レッスンがある!!!
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※1か月に1度、数日間の不定期オープンなので、福田彩先生のInstagramをぜひチェックしてくださいね!↓↓↓
ネットショップへ行ってみると、ドロンワークだけではなく、アジュール刺繍の動画レッスンもある!
ネットショップのオープン情報を入手すべく、先生のInstagramを早速フォロー!
素敵な刺繍写真がたくさん。しかも、先生の初の書籍が発売される?
私が刺繍ルームを発見した当時、先生の初の著書が発売されるとのことで、これは絶対に動画レッスンを受講したい!とより意気込みが増しました。
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ネットショップのオープン情報を無事ゲットし、気になるドロンワークやアジュール刺繍の動画レッスンを即購入。
いざ動画レッスン視聴。
えっ!動画レッスンでしっかり刺せるようになる!
しかも、私が知りたかったことが動画内で説明されていて、今までの疑問が解消!
テキストを確認して、動画の内容をしっかりメモして、ひと通りの流れを把握して、実際に刺してみる。
実際に刺してみて、あれ?どうだっけ?となったら再び動画を再生。
これが私の動画レッスンの受講の際の進め方です。
刺繍ルームの動画レッスンで、私が1番信頼できるなぁと思うのは、
先生が1つのやり方に固執していないので、絶対にこのやり方じゃないとダメ!という指導はしていません。こういうやり方もあるし、こういうやり方もある。自分のやりやすい刺し方で進めるようにとアドバイスしてくれます。先生は洋書からの知識も豊富なのです。
刺繍には同じ技法でも刺し方が異なるものもあります。
ついつい刺し方の正解を求めがちな私は、刺繍本や刺繍キットなどを比べてみると刺し方が違ったりして、一体どれが正解(正統)なの?と疑問に思うこともしばしばだったのです。
刺繍ルームの動画レッスンに出会い、刺繍の技法は同じでも刺し方は色々あり、「刺繍に正解はない」(=刺繍の正解は1つではない)ということを学びました。
先生の説明が自分には納得がいったというか、私の中で刺繍に対する捉え方が腑に落ちたというのでしょうか。
日本手芸普及協会の刺しゅう講座や某通信講座では、資格取得が目的とされている講座なので、決まった刺し方での指導、課題の基準をクリアする必要がありました。ザックリとした言い方ですが、「正解は1つ」なのです。
資格取得のためにはもちろん当然のことです。
私は資格取得が目的ではなかったので、ミスマッチだったのです。
最初から理解してはいたのですが、当時はそれ以外の講座やレッスンを見つけることができなかったので、そのミスマッチを承知の上、受講していました。
ただ、受講していくうちにそのミスマッチや受講内容に対する私のストレスがどんどん大きくなって、受講を進めていくことに疑問を持ってしまったのです。
※資格取得や講座内容を否定している訳ではありません。
私個人は資格取得が最大の目的ではなかっただけの話です。
刺繍の技法に関して色々と学びたかったので、1つの正解のみの指導は物足りなかったのです。
刺繍本をいろいろと買い漁っていた私としては、どうしてその刺し方を推奨しているのかとか、別の刺し方との違いとかそういう事を知りたかったのです。
実際の刺繍教室では先生とのコミュニケーションや生徒さん同士での情報交換で知ることもできるのかもしれませんが、一方通行の通信講座では些細な疑問を質問するのは難しいです。
もちろん質問することは可能ですが、文章のみで質問するのは難しいことを実感しました。
私の文章能力にも問題があるのかもしれませんが、こちらの質問を100%伝えられないというのか、先生からの返答が、自分の求めていたものとは違うこともしばしばありました。
また、指導内容が決まっているので指導内容とは異なる質問だった場合は、この指導内容に沿った指導をされるので、私の疑問は解決されないというか。
もちろん多くのことを学ぶことができたし、楽しかったです。ただ、疑問や不満が解消されないことにストレスに感じるようになってしまったのです。
すっかり話が脱線してしまったのですが、以上のような私の不満が刺繍ルームの動画レッスンでは一掃され、刺繍がどんどん楽しめるようになったのです。
もちろん1度の動画レッスンを視聴しただけで、完璧な刺繍ができるようにはなりません。これは通信講座なども同じこと。
まだまだ練習は必要です。
刺繍ルームの動画レッスンで、私が知りたかったことをどんどん学ぶことができて、刺せるようになることに喜びを感じられるし、何よりも刺繍が楽しい。
どうして今まで「刺繍ルーム」を見つけられなかったんだろう…というのが私の最大の後悔。
私には刺繍ルームの動画レッスンがすっごく合っていたのです。
今まで記録してきた講座の他にも単発のオンラインレッスンなど数々受講してきましたが、私の中で「刺繍ルーム」の動画レッスンは断トツNo.1です。
個人の感想なので、当然、人それぞれです。
もし、この投稿を読んで「刺繍ルーム」に興味を持たれた方は、まず福田彩先生のInstagramを見てみて下さい。
さらに、先生のご著書やネットショップを覗いてみて下さい。
刺繍好きの方ならご存じのステッチイデーにも作品が掲載されていますので、先生のお名前を探してみて下さい。
大袈裟かもしれませんが、私は「刺繍ルーム」に出会って、今まで大好きだった刺繍がもっともっと大好きになりました。
そもそもクロスステッチを綺麗に刺せるようになりたいと紆余曲折していたわけですが、クロスステッチだけではない刺繍の世界を楽しむことができるようになったのです。
そして更に私は、憧れのまた憧れで、自分には一生無理!だけど興味はあるからと収集家のように、買い集めていたアルファベットの刺繍本。
「刺繍ルーム」との出会いで、私はアルファベット刺繍への道へ進む機会に恵まれます。
次回はアルファベット刺繍の話です。
ブリーズコース動画レッスン、私はまだ途中です。トップ画像、シワくちゃな写真混じりですみません。完成した暁には、こちらでまたしっかり記録として投稿します。