「イマ」はこの楽しいパーティを続けたい！(2024/1/17)

『シェキラ☆☆☆』って、難しい曲だなーと思っています。

明るくハッピーな曲でもあるし、その一方で拭いきれない寂しさみたいなものも感じられる。そのどっちにも取れる感覚が自分の中で難しさを感じさせる要因なのだと思います。できるだけそんな印象をコンパクトに書いてみると、

・夢見る強さ、そんなことを楽しめる強さ
・楽しい時間はいつか終わるかもしれないという寂しさ

という事になります。歌詞で言うなら、「夢見る強さ」を強く感じられるのが前半で、「寂しさ」は後半のとある部分が影響しているなと思っています。

まず前半の話からで、初めて聴いた時から好きな歌詞があります。

毎日が実験なんだ
大好きは挑戦なんだ
そう僕らドリーミングモンスター
ドキドキしてる

Liella!『シェキラ☆☆☆』作詞 宮嶋淳子

「夢見る強さ」が大きく育って、それがまるでモンスターのようになっている。それほどまでに夢見ることに貪欲である「私たち」を感じさせてとっても好きなんですよね。これは妄想なんですけど、アニメ3期へと進んでいくLiella!にとって貪欲なまでに夢見ることが1つの大切な視点になっているんじゃないかなとも思うんです。しかも、それが泥臭いんじゃなくて、「楽しい」を貫いているのように見えるのが良いんですよね。

一方で、そんな「楽しさ」を感じさせるこそ、この曲の後半のある歌詞でその見え方がちょっと変わるのかなとも思っています。

楽しくて笑いすぎて
頬が痛くなるような
イマが続いていきますように

Liella!『シェキラ☆☆☆』作詞 宮嶋淳子

この歌詞、みんな好きですよね？（ボクも好きー！）ここ好きポイントとして、「寂しさ」をちょっぴり感じるのがあります。これ、妄想強めだなと思いつつ、でも、大事な感覚で、それはいつか終わるから「今」が楽しくて、愛おしくなる感覚なんです。

もちろん、何かが終わることはとっても寂しい事です。でも、そういう終わりがあるから今を楽しく、大切にしたくなる。それは、楽しさと寂しさの綱引きとも言えると思います。

身近な話で言えば、5thライブがそうで、今は楽しみで待ち遠しいけど、始まったらあっという間なんですよね。4thの時のように「今回もあっという間だったから、もう一回5thに参加したい」って気持ちになるはず。そんな未来を思い浮かべるから、「今を楽しみたい」という気持ちになる。それが「イマ」が少しでも続いて欲しいと願う気持ちにシンクロするのかなと思っています。

ここまで書いてきたことをまとめるなら、

この楽しいパーティーはいつか終わる。でも、まだそのいつかじゃないから今は夢見ていたい！

です。楽しいパーティーはもうあとすぐそこまで来ています！