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『ラブライブ!スーパースター!!』リリイベ 感想(私のためのアーカイブ)

▼はじめに
昨年9月に開催された『WE WILL!!』『追いかける夢の先で』のリリイベのブログになります。

「なぜ今このタイミングで?」と思われる方も多いとは思いますが、このブログは元々は別のTwitterアカウント&noteアカウントの方で書いておりました。そこに残しておいても良かったんだけど、せっかくラブライブアカウントを作ったのだから、こちらに載せておいた方が良いのかなと思い、転載します。(というか、元記事は既に消去しているから転載とは言わないのか?)

今振り返ってこのブログを読んでみると、もうこの時期にはリエラに対する隠しきれない熱い想いが確かにあって、自分にとってはリエラを推していく1つのきっかけになったのは間違いないです。
そして、このリリイベでの楽曲が今開催中の3rdライブツアーですっかりセトリに馴染んでいること、このイベントでサプライズ的に披露された『私のSymphony』が今に繋がっていることなど、リエラというグループにとっても欠かせない時間だったのかなとも感じています。

特に『私のSymphony』前のドキュメンタリー映像は今のツアーの幕間映像の続きになっているから、より2期生の成長、9人になったリエラの結束力を強く感じるんだと思います。

相変わらずリエラへの想いが止められず、冒頭から長い書き出しになってしまいましたが、ここらで切り上げます。それでは、どうぞ!


ー以下のブログは2022年9月28日に作成したものです。ー

▼はじめに
先週に開催されたラブライブ!スーパースターのリリースイベントからもう1週間が経過しました。そのアーカイブ配信もいよいよあと数十分で終わってしまうという事で、その感動をちゃんとアーカイブとして残しておこうと思い、勢いでこうして感想を書きます。「お前はもっと書くものがあるだろう」というツッコミたい気持ちはありますが、何よりも書きたいという気持ちが大事だと思いますので、とにかく自分のために書きます。

▼『WE WILL!!』
幕が上がった瞬間の高揚感は今でも忘れられない。アニメ2期が始まり、シングルがリリースとなり、夢中になって聴き続けたこの曲が目の前で披露される事、そして、それが9人体制になっての初お披露目という事もあって、目の前でLiella!の9人がパフォーマンスしているという現実に追いつくのにやっとで、気付いたら夢中でブレードを振っていた。

最近は、この『WE WILL!!』を何度も繰り返し聞く事で「今日の自分は昨日の自分よりも頑張れているんだろうか」と自分自身に喝を入れるために聴き込んでいて、それくらい欠かせない楽曲になっている。まだリリースされて間もないけれど、この歌詞、そして『WE WILL!!』に救われたと感じる場面はもう数え切れないくらいにある。そんな想いもあって、このパートが生で歌われる瞬間に「今日のために頑張って良かった!」と気持ちが報われた。それと同時に、また心が折れそうな瞬間になった時にこの『WE WILL!!』にお世話になるんだろうなとも思った。

今だからこそ、そうして楽曲の魅力を噛み締められているけれど、先ほども書いたように現地でこの『WE WILL!!』を聴いていた時はそんな余裕なんてなかった。ただひたすらに、キャラクター達のダンスとそれを演じるキャストのシンクロに圧倒されてしまった。今まで色んなミュージシャンやアイドルのライブを見てきたけれど、この二次元と三次元のシンクロは『ラブライブ!』でしか体感できないんだなーと改めて振り返った時に感じている。

▼『スター宣言』
こんなにもライブ映えする曲だとは思わなかった。どうしてもカップリング曲という事もあって、同じ盤に収録されている『WE WILL!!』の方が印象が強かったのだけど、ライブで披露されたその瞬間からどんどんそのイメージが塗り変わっていくのが楽しい。

クラップで客席を煽って、分かりやすい形で盛り上がりを作っていく部分はライブでしか味わえない部分で、そういったイメージが出来上がってまた楽曲を聴き直すとより愛着を感じられる。

ライブならではという点でいうと、9人がステージ上で一列に並んだ瞬間なんて圧巻だった。もちろん先ほどの『WE WILL!!』が9人としてのLiella!の始まりを象徴してはいるけれど、改めてこうして9人が並ぶ光景を目にすると、「本当に9人になったんだな」と大所帯感を感じられて良かった。一方で、絵森さんが隙があれば至る所でオニナッツポーズを入れ込んでくるなど、ちゃんと個性も見えるパフォーマンスになっているのも見どころだった。

アニメ本編には直接的に関わらないこそ、Liella!というアイドルグループの進化をパフォーマンスという観点からフラットに楽しめる楽曲でもあると思う。ぜひ、9人体制のLiella!にとってライブの定番になってほしい1曲だ。

▼『水しぶきのサイン』
正直、これがカップリング曲として収録されているのが信じられない。END、もしくはアニメの挿入歌として起用されても違和感のない名曲だ。ライブで見ていて、夏を感じさせる歌詞や水をパシャパシャかけあうパフォーマンスに爽やかさの印象が強い楽曲なのだが、リリイベが終わってからの考察が止まらないくらいに情報量を孕んでいる。

ライブで見た感想からは遠く離れてしまうのだけど、先ほど書いた爽やかさとは別に、「いつか終わること」が暗示されているのにエモさを感じてしまう。それは、アニメ本編でラブライブ!への挑戦権は高校3年間で3回しかないという物語のルールと重ねてしまうからだろう。
だが、冒頭でも書いたようにこの楽曲はカップリング曲で、アニメ本編とは直接の関わりはない。それでも、ついつい見落としてしまいがちなカップリング曲だからこそ、思わぬ形でアニメとの繋がりを見つけて、歌詞やパフォーマンスの意図を考察していく事。それもラブライブ!シリーズを追いかけたくなる要因なんだと気が付いた。

これからアニメ2期が進み、もしかしたらあり得るかもしれない3期を想像した時に、この『水しぶきのサイン』で暗示されていた「いつか終わること」がとんでもない伏線回収をしてきそうで、今からニヤニヤが止まらない。

▼『追いかける夢の先で』
OP同様にこの曲もキャラクターとキャストがシンクロする部分が見どころだった。アニメのENDでは、ケーキに乗ったイチゴを隣のメンバーにシェアしていくシーンがあるのだけど、もちろんこれはライブでも見事に再現されていた。特に、メイから四季にイチゴを受け渡す時に、メイがちょっと恥ずかしそうにするのだけど、そんな細かい描写までキャストによって表現されているのには思わずグッと来てしまった。

そんな再現も良いのだけど、アニメには映っていない部分のイチゴを受け渡す前後の動きを見られるのはライブならではの演出だろう。アニメの再現を見守るのも良いし、あえてそこから目を離して再現されていない部分を見るのも良い。そんな自由な選択肢を楽しめるのもこの楽曲を楽しめるポイントだと思う。

同じくアニメに映らない部分で言うと、2期生を見守る1期生の目線に温かさを感じられるのも良かった。楽曲の雰囲気も加わって、先輩である1期生が2期生の成長と活躍をじっと見守るその光景にこちらも温かい気持ちになった。

アニメ1期のEDを飾った『未来は風のように』とはまた違った優しさを感じられる『追いかける夢の先で』をより好きになった瞬間だった。

▼『私のSymphony』
正直、この曲が始まった瞬間は何が起こったのか分からなかった。『追いかける夢の先で』が終わり、暗転したステージには1期生と2期生の初顔合わせからこのリリイベに至るまでのドキュメンタリー映像が流れる。そんな今までの歩みに感動しながら、これからの9人としてのLiella!に期待していると急にこの曲が始まった。どうやら、歌っているのは1期生ではなく、2期生。まさかと思った。1期生だけで歌っていた楽曲はもう聴けないと勝手に決めていたし、2期生が加わるドキュメンタリーに続いての『私のSymphony』なんてズルいと思った。それくらいに現地で見ている時はこの演出に圧倒されてしまった。

もうこの曲に関しては数秒ごとに映像を止めて語りたいくらいに魅力が詰まっている。まずは何といっても、2期生がこの曲を歌っている事でもう胸がいっぱいだった。それと同時に、1期生が5人で歌っていたこの曲を、2期生の4人で新たに歌い分けていくのには新鮮さを感じた。どちらが良いとか優劣をつけるのが野暮だと思うくらいに、ちゃんと2期生の『私のSymphony』になっているのにグッと来る。

そんな1期生が2番から登場して歌う部分にはもう泣かされてしまった。1期生のパフォーマンスを見られる嬉しさもあったのだけど、それ以上に「すっかり頼れる先輩じゃん......」と変に見守る気持ちになってしまい、もう感動を抑えきれなかった。続く終盤で1期生と2期生がハモっているパートを見ているうちに、2期生が入ってようやく『私のSymphony』は完成したのかなと妄想が止まらなかった。そうなってしまうくらいに1&2期生の歌声のハーモニーにやられてしまう。

そんな優勝間違いなしな『私のSymphony』を見届けられた事に感動しつつ、5人から9人へとより強固になったLiella!のシンフォニーをしっかり見届けようと決意した。3rdライブではどんなシンフォニーが見られるのか今から楽しみで仕方ない。

▼最後に
ここまで書いて、残すところあと30分でアーカイブ配信も終了。今から見始めても全部見られない事は分かっているのに、またOPの『WE WILL!!』から再生してしまった。もう何度も見られない寂しさはあるけれど、3rdライブからまた新しいLiella!が始まっていくワクワク感がそれを塗り替えていくんだと思う。

それにしても、まさかこんなにハマるとは考えてもいなかったし、メンタルを支えられると思ってなかった。でも、ラブライブ!を、Liella!を好きになって間違いなかった。

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