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ギュッと握り締めたその手には/Liella_3rd_東京Day1レポ

先月から始まったリエラの3rdツアーも残すところあと4公演。ファイナルの埼玉公演を除けば、アリーナでの最終公演となるのが東京公演でした。冒頭で総括してしまうのであれば、東京公演day1はとにかく安定感が半端じゃなかった。前回に書いた大阪公演がもう涙でまともにライブを見られなかったことを思うと、今回の東京公演day1はとにかくライブを楽しんで見られている感覚がずっとありました。

ツアーが終盤に差し掛かってきたこともあり、確実にライブパフォーマンスが安定してきたこともあるんだろうけれど、9人になったリエラが掴んだ自信みたいなものを真っ直ぐに受け止められたのが今回の東京公演day1でした。

そんな自信がよく伝わってきたのが、どこを切り取っても楽しそうなメンバーの表情。久しぶりの配信ありの公演ということもあってか、モニターに映るカットも比較的メンバーの表情多めだった印象でした。現地参加ではあったけれど、目の前にあるステージを飛び越えて、モニターばっかり見つめてしまうくらいにその表情がとにかく可愛かった。改めて、リエラのみんなが楽しそうにパフォーマンスしているのを見られるのが至福な時間だなと思いながら、ライブの世界観に入り込めました。

前置きが長くなりましたが、そんな安定感の中心にいたのがのんちゃんじゃないかなと。もちろん、どのメンバーも良かったんだけど、今振り返った時にダントツでその表情が焼き付いているのは間違いなくのんちゃんです。くまちゃんがMCで、「いつも隣にいるのんちゃんが、今日は何か違う感じがして、声をかけられなかった」と話していたけれど、その言葉にうんうん頷いてしまった。確かにこの日の輝き方は尋常じゃなかった。自分の立ち位置だけじゃなくて、自分の真反対にいるファンに向けても積極的に手を振りに行ったり、レスを返しに行ったりと、僕らと同じ時間を過ごせる喜びを全力で噛み締めていることが伝わるそんな仕草がとにかく素敵でした。

いつも書いているけれど、2期生が加入するタイミングでリエラを好きなったからこそ、当時はあんなに自分を表現することに抵抗感を持っていたのんちゃんが今やグイグイライブを引っ張っていく姿だったり、積極的に前に出て行く姿だったりを見ていると、じんわりと心が温かくなるんです。

楽曲で言うと、『Go!! リスタート』と『TO BE CONTINUED』ではのんちゃんからいつも目が離せないんです。前者はアニメ2期のストーリー上でも、きな子=のんちゃんの歌のイメージが強いし、後者はライブを締める曲であり、ラストがのんちゃんパートで締め括られる事もあって、毎公演この2曲に関してはのんちゃんを中心に追いかけようと決めているパートでもあります。今回はこの2曲での輝きが半端じゃなかったです。

『Go!! リスタート』で言えば、自信を持って歌っているんだなっていう力強さが歌い出しの表情からずっと感じられるし、リエラに加入したけれど、自分の立ち位置に戸惑っていたきな子がリエラの一員として踏み出していくその一歩と確かにシンクロしているのがよく分かる。そんなきな子と気持ちがちゃんと通じ合っていることがひしひしと伝わってくるのんちゃんの表情が忘れられないです。一方の『TO BE CONTINUED』も、

勇気出して 叶えた奇跡

注1

僕の手を握り締めてよ

注2

のパートで強くギュッと手を握り締める仕草とその表情に「ちゃんとリエラの中に私の居場所を見つけたよ」という想いが込められているような気がしてグッと来た。(ちなみに「僕の手を握り締めてよ」のパートを1番が伊達ちゃんで、2番がのんちゃんが歌うのはめちゃくちゃエモい)きっと毎公演を締めるこの楽曲が自分の歌パートで終わることへのプレッシャーはもの凄いと思う。それでもライブを重ねていく度に毎回そのプレッシャーに打ち勝って、自分の中に自信を積み上げてきたことの結果が、東京day1でのパフォーマンスとして感じ取れたんじゃないかなと思っています。そして、その結果が東京公演目前でのあの積極的なSNSでの発信だったのかと思うと、何気ないものだった投稿が、よりのんちゃんにとって大きな一歩だったのかなと感じてもいます。

もちろん、まだまだツアーは終わらないので、これからもこの2曲で自信を積み重ねていくであろうのんちゃんの勇姿はバッチリ見届けたいです。きっとファイナルのベルーナ公演を終える頃には何物にも変えられない自信を掴んでいて欲しいなと思っています。そして、これから先にこの3rdライブツアーを思い返した時に、1期生を追いかける2期生ではなく、リエラの一員として確かな自信を培った時間だったと思ってもらえるように1人のオタクとして貢献できれば良いなと勝手ながら願っています。

リエラは箱推しと決めているけれど、そんな想いが溢れてしまうくらいにやっぱりのんちゃんからはどうしても目を離したくないんです。全力でライブを楽しんでいる姿だったり、誰よりも積極的に手を振りにいく姿だったり、時には言葉に詰まりながらも一生懸命に自分の気持ちを真っ直ぐに伝えてたりする姿が大好きなんです。

そんなのんちゃんへの昂る想いというか、追いかけていたくなる気持ちをこうして今、東京day1を振り返った時に改めて気が付かされました。本当にリエラにのんちゃんがいてくれて良かった。勇気ある一歩を踏み出してくれて、ありがとう。

▼注釈
注1,2 Liella! 『TO BE CONTINUED』 作詞 宮嶋淳子

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