「始まりの瞬間」が好き（Liella! 5th 東京公演）
Liella! 5thを駆け抜けたこの瞬間の気持ちを忘れたくなくて、ブログを書きます。
振り返り出したらキリがないくらい沢山の思い出はありますが、本当にLiella!と「今」を過ごせていることが嬉しいんです。その上で、この嬉しさの理由はなんだろうなーって考えてみたんですけど、やっぱり今のLiella!とまた新しい「始まり」を迎えられることに尽きるんですよね。
今回のライブ、新曲はもちろんですが、11人で初披露になった楽曲たちが僕の胸の中に凄く残っていて。福岡公演の時のブログに書いた『Wish Song』を始めとして、もう聴けないと思っていた1期生の楽曲がここに来てようやく受け取れたのが嬉しかったです。
その中で、今語りたいのが『Starlight Prologue』です。
思えば、あまりこの楽曲についてはブログも、オタクとの会話の中でも触れてくることが少なかったなと思っています。それは当然で、僕がLiella!を応援し始めたのが2ndを終えた直後だったという状況もあって、過ぎ去った季節の中で、今の自分には受け取れるチャンスが無かったのがこの『Starlight Prologue』に対して持っている印象でした。
そんな気持ちをあえてここでは書いてみようと思います。これはあんまり言葉にはしてこなかったし、この気持ちを言葉にするのはとっても難しいのですが、僕にとっての「始まり」があるから、過去に対して変に後悔することはないけれど、でも、どうしようもない感情に苛まれていたのが5thライブに至る日々の中で自分の片隅にあった素直な感情です。もちろん、これは悔しさでもあるし、憧れでもあるし、嫉妬に似たような部分もある。そんな複雑に絡み合った気持ちのせいもあって、『Starlight Prologue』はちょっと自分にとっては難しい曲でした。
もしも、今回の5thライブで『Starlight Prologue』が聴けないとしたら、この感情は表に出てこなかったんです。おそらく「これは出してはいけない気持ちなんだ」って自分の中で勝手に蓋をして見過ごしてしまっていた感情になっていたのかなと思います。
でも、今回の5thライブで11人のLiella!が歌ってくれたんですよね。彼女たちが目の前で「11人のLiella!はこれから始まっていくんだよ」って言わんばかりの表情で、パフォーマンスで『Starlight Prologue』を届けてくれました。そんな変化を恐れない強さをステージから届けてくれたから、僕は自分の中で無かったことにしようとしていた素直な気持ちと向き合って、こうして言葉にできたんです。思えば、Liella!を通じて、自分の「好き」を言葉にして発信していく嬉しさを知って、いつかそれが発信できる自信に繋がっていたんですが、また今回の『Starlight Prologue』でその気持ちの強度が増しました。本当にLiella!はいつも大事なことに気付かせてくれるんです。
加えて、さらに嬉しかったのが、Liella!を通じて結ばれたオタクと受け取れたことなんですよね。今回の5thライブで連番を組んでくれたオタクはもちろんですが、これまで同じ時間を共にしていたオタクと受け取っているような感覚で『Starlight Prologue』を聴いていました。
福岡公演の時は、何が1曲目に来るか分からないドキドキ感の上で、11人の『Starlight Prologue』を受け取っていたから、全く言葉にできなかったんですが、東京公演を経た今だから言葉にできることがあります。
そう、5thライブに至る日々の中で一緒に過ごしてきた「あなた」と『Starlight Prologue』をこうして受け取れたことが本当に嬉しかったんですよ。
ライブが終わった後の打ち上げとか、福岡day1以降の日々の中で「あなた」と「スタプロやばかったよね！！」って話せることがマジで楽しくって。加えて、そんな気持ちの中でようやく2年前からLiella!を追いかけられた自分に「やっと受け取れたね。良かったね。」って言ってあげられることが本当に嬉しくって。これを書いている時、そんな言葉をやっと自分にかけられることが嬉しくって、めちゃくちゃ泣きました。
それくらいに11人の『Starlight Prologue』が受け取れたことが今の僕にとってかけがえない思い出です。
そして、ここで終わりじゃないんですよね。物語はまだ始まったばかりで、またここからLiella!と、そして一緒に彼女たちを応援していける「あなた」と新しい「始まり」を迎えられるんです。5thライブでさらに強く結ばれた想いを持って、これからの季節をまた全力で走っていけるんです。そんなまだ見つけられていなかった「始まりの瞬間」がここにありました。
だから、5thライブが終わった今の僕の気持ちの中には寂しさは全くなくて、むしろ最高に晴れ渡る空みたいに心が澄んでいます。まだ感じ取れていなかった「始まりの瞬間」がここにあることが今はめちゃくちゃ幸せなんです。
最後にここまで書いてきたブログを支えてくれた大好きな台詞で締めさせてください。最高の想い出をありがとうございました！
恋「強いのですね、かのんさんは。」
かのん「そんなことないよ。ただ、私ね、始まりの瞬間が好きなの」
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