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JICA海外協力隊の合格に向けて(15日目)~『転職面接 必勝法』を読む~

JICA海外協力隊の二次面接まで残り20日!
以下の内容は、『転職面接 必勝法』(著者:細井智彦、出版年:2007年)を参考に、青年海外協力隊の二次面接対策としてまとめたものである。各引用には対応するページ番号を記載した。


『転職面接必勝法』

青年海外協力隊二次面接のポイント ~転職面接「必勝法」から学ぶ~

『転職面接 必勝法』を参考に、青年海外協力隊の二次面接で役立つと感じた内容を整理した。面接を成功させるためには、スキルの提示だけでなく、学ぶ姿勢や主体性をどのように伝えるかが鍵となる。以下に詳細を記す。

1. 面接で伝えるべきは「経験」より「学ぶ姿勢」と「実行力」

引用:
企業が求める即戦力とは、「いまどんな経験や知識を持っているか」ではないのです。それよりも、「これまでどうやって学んできたか」という「学習意欲や学習姿勢」と、「頭の中の知識を実際に行動として顕在化できる」という「実行力」です。「ああ、それ知ってます」だけでは即戦力として認められません。即戦力として活躍できる人は、「それならできます」とか、「知識は足りないかもしれませんが、こうすれば実現できると思うので、やってみます」と答えるのです。(p.22)

青年海外協力隊の面接でも、スキルのアピールだけでは不十分で、「活動報告書を読むと、現地では〇〇と言った課題があると推測されます。その際は、〇〇のように課題を理解し、〇〇のアプローチで解決を図ります。」みたいなことを言えると良いのではないか。

例として、「活動報告書を読むと、チュニジアでは言語の壁と言った課題があると推測されます。その際は、フランス語だけでなく日常使用言語のアラビアをチュニジア方言を勉強したり、ジェスチャーを使ったりして解決を図ります。」など、現地の様子と具体的な解決策を語ると効果的なのではないか。

2. 面接は「営業活動」である

引用:
転職活動とは、自分を商品とした「営業活動」なのです(p.25)。

自分の経験やスキルを、「青年海外協力隊の活動にどう役立てられるか」という視点で伝える必要がある。例えば、「動画編集スクールでの指導経験」を、「現地で青少年にデジタルスキルを教える活動」に結びつけて話すことで、自分がその役割に適していることを面接官に伝えるべきである。

3. 一貫性のあるストーリーを作る

引用:
一見圧迫面接にみえるような場面も、ほとんどは論理の整合性や一貫性を確認しているにすぎないことのほうが多いのです。(p.30, 31)。
では面接で「一貫性」を発揮するためには、どんな準備をすればよいのか。本書の四章〜六章で、「転職理由」、「志望理由」、「自己PR」という面接「三種の神器」についてそれぞれ詳述しています。(p.31)

4. 主体性を示すことが「やる気」の証明になる

引用:
面接で職務遂行能力を伝えるうえで重要なポイントは、こんなチカラが求められるだろうと予想して丸暗記することではなく、自分のなかにある「やる気=主体的な行動意欲」を思い出して語れるようにすることなのです。それがあなたの未来価値です。(p.129)

これに関しては二つの時間軸があると考える。一つ目は、派遣中にどのような活動をやりたいか。二つ目は、派遣後にどのような活動をしたいのか。
この二つのWILLをなるべく詳細に示すことがポイントなのではないかと感じた。

5. 面接は最初の5分がカギとなる

引用:
最初の5分で抱かれる第一印象が採否に大きく影響を及ぼす。転職面接ではこのことを絶対に忘れないでください。(p.59)

JICA海外協力隊の面接はオンライン面接なので、服装はもちろん、カメラや照明、背景から好印象を持ってもらえるよう準備が必要だと感じた。

6. 不満を「目的」に転換する

引用:
つまり、不満をそのまま述べると「原因」ですが、不満を解消した姿を想像して語ると、それは「目的」に変わります。(p.72)

例えば、「国際協力の道に転向したいと思い、JICA海外協力隊の応募を決意しました。」
(なぜ今?「)前職の会社では、海外事業の縮小に伴い、国際事業部の異動が叶わないことがはっきりわかりました。さらに、国際事業部のほとんどが海外の日系企業相手だったため、草の根レベルでの活動がやりたかった私は、この機会にやりたかった国際協力の分野への転向を実現しようと決意しました。」

7. 転職活動における自己分析は、「ニーズに応えられそうな自分の商品価値を探し出す」という発掘作業

引用:
転職活動のための自己分析は、必ず入社したい会社の企業研究とセットになっていないといけないのです。(p.81)
転職活動における自己分析は、(中略)「ニーズに応えられそうな自分の商品価値を探し出す」という発掘作業なのです。(p.101)

青年海外協力隊の場合、「相手」とは協力隊の求める人材像と、希望する職種や派遣国のニーズである。例えば、派遣予定国の文化や現地で必要とされるスキルを調べ、それに基づいて「自分がどう貢献できるか」を具体的に話すことが面接成功の鍵であるだろう。

まとめ

『転職面接 必勝法』の内容は、青年海外協力隊の面接準備に多くの示唆を与える。特に、自らの経験を一貫性のあるストーリーとして伝え、学ぶ姿勢と主体性をアピールすることが重要である。これらを意識し、相手の期待に応えられるような準備を進めていきたい。

TODO

  • 転職理由(不満の書き出し)ワークをやる

  • 自己分析(変化)のワークをやるp.87,88

  • 自己分析(5W1H)のワークをやるp.90

  • 自己分析(プロファイリング)のワークをやるp97

  • ジョハリの窓のワークをやる p.101

  • フィッティング(CAN WILL CULTURE) p109, 124

  • 転職理由、志望理由、自己PRを紙に書く

  • 書いたものをタラちゃんチェックをする


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