自分が生きていた事を残したい
これき地球島ニュースサイトといって僕の5番目の事業 全国小学校ニュースポータルサイトを運営していた 毎日各地の小学校で起こったニュースをサイトに投稿してもらいその投稿ごとに自分の小学校の通帳にポイントが加算されて行く仕組み たまったポイントは年末に世界の子供にワクチンとして還元され 僕はその表彰状と投稿頂いた写真をアルバムとして全国参加小学校に無償で配る仕組みを作り上げていた そりゃ壮大な仕組みであった 全国の小学校は2万校ある 参加校でも年々多くなる まずアルバムなんて自分の財布から考えても到底不可能 富士フィルム本社に何度も直談判 全然相手にはしてくれない 貴方は個人で何をするつもりですか ・・ の声から始まって でも動かな大きな岩でも崩せない 半年かかったけど見事に崩した 一人で崩したよ 飛び込みで でも動いてナンボの世界 大きな企業であれ人間は人間 サイボーグが会社をしている訳でなく 腹を割って話せば人間は動く 僕は自分の生きた道や自分がこの地球上で存在していたのかをすごく意識している 星の寿命から考えても僕ら人間は一瞬の光 その中でもがき苦しみ生きている だから自分が本当に存在したのかをやはり東京の事業の時に考えるようになった 稼いで消費して稼いで消費して 何が残るんやろって 虚しくなってすごく悩んで・・・ なら生きている証を残したいと取り組んだ事業
僕が代表者となり起こした事業 全国の参加校に対して表彰状を送付 それぞれの学校の終業式に僕の表彰状が校長先生によつて読み上げられる
北は北海道から南は九州まで 僕の名前が一瞬でも子供たちの耳に届きまた図書館や校長室には僕の名前入りのアルバムが今も保管されている
最終的には産経新聞に大きく取り上げられ参加校が爆発的に増加して 僕一人で運営できなくなったというオチのついた話でもある 笑 まぁ生きている時間は短いから思いっきりアホな事してナンボって感じ