#22時就寝5時起床が仕事【早起きのプロ】/「らしさ」を活かしてご機嫌に生きる、5時こーじさんの「自分と向き合う習慣」
教えてみんなの「自分と向き合う習慣」vol.4の開催レポート!
忙しい毎日の中でも自分らしく活躍している人は、いったいどんな「自分と向き合う時間」を取り入れているのか。「自分に合う、自分と向き合う方法」を見つけるためのヒントを得るために、毎月1回、様々なゲストに突撃インタビューという形でお話を聞いていきます!
第4回目の今回は、朝時間を有効活用する「早寝早起き研究所」の「朝渋」の代表として、第一線で活躍するゲストから学ぶトークイベント「朝渋BOOKS」や、早起き習慣化ライフスクール「朝渋DOJO」を展開する、5時こーじさんをゲストにお迎えしお話をお伺いしました。
ーーはじめに自己紹介をお願いします
5時こーじといいます。仕事は「早起きです」という感じで、22時に寝て5時に起きる生活を小さいころからしています。「朝渋」という活動を24歳のときにスタートして、今年31歳なので7年目になります。大学の就活時期には全く想像もつかなかったことをやっています。
「朝渋」では、本の著者を招いたトークイベント「朝渋BOOKS」を年間50回程開催していて、有名な方だとオリエンタルラジオの中田さんや、SHOWROOMの前田さんなど、ビジネス界隈で活躍されている方もゲストでお呼びしたりしています。もし興味があればそちらもご参加下さい。
また、早起きを極めすぎて、小学館から『昨日も22時寝たので僕の人生無敵です』という書籍も出版しています。早寝早起きのことならなんでも聞いてもらえたらと思います。今日はよろしくお願いします。
ーー自分と向き合う習慣、マイルール①を教えて下さい
マイルール1つ目は、「早寝早起き」です。22時に寝て5時に起きるのは、小さいときからのルールでしたが、社会人になった瞬間に、10時始業、22時退社。と夜型生活になってマイルールが揺らいだ時期がありました。頑張って合わせてみましたが、数カ月もすると体調を崩したり、仕事で成果が出なかったりして、やっぱりマイルールに立ち返ろうと戻ってきたのが「22時就寝、5時起床」なんですよね。
この軸が1つあるだけで、僕はすごく救われるというか、ルールを守っていくだけでご機嫌になっていく実感があったので、「好きのお裾分け」な感覚で朝渋を運営しています。
このマイルールの何がいいかというと、例えば、寝坊しちゃったとか、ギリギリに起きてやばいとかだと、×を付けてから1日をスタートする感じですよね。でも朝早く起きるという自分で決めた約束を守ってから1日をスタートすると、自分にひとつ〇をつける感覚で、それだけでよし今日も一歩前に進めたぞってなるんですよね。それがすごく大切なことだと思っています。
社会人ルールでみんなに合わせると、1日が左の図のような流れになります。「ザ・社会人」という感じですよね。朝も8時に起きて、急いで身支度をしてご飯を食べて移動する、みたいな。そして左の図には「自分時間」がない。それは誰かの時計の上で踊らされているみたいな感覚だと思うんですよね。それを右の図のようにしていくためのポイントが「22時就寝5時起床」です。
人よりも2、3時間早く生きるだけですが、朝5時半から7時半ぐらいに「自分時間」を作るだけで24時間のデザインがしっかりできる。他人の時間の上で踊らされるのではなく、自分の時計の上でちゃんと生きていくことができるようになると思います。
ーー自分と向き合う習慣、マイルール②を教えて下さい
マイルール②は、「時間割を作る」です。小学校から中学、高校、大学までは、時間割がありました。でも社会人なった瞬間に、時間割がなくなります。だからこそ、いろんなタスクがある中で優先順位を決めてやらなきゃいけなくて、それって結構難しい。仕事だけじゃなくプライベートでも、例えば本を読みたいけどなかなか時間が取れないなみたいな話とか、自分のリラックスタイムをこの1ヶ月何も取れていなかったみたいな話もあったりとか・・・
そこで「時間割」がすごく大事だと思っていて、1日、1週間をこんなふうに過ごしたいとか、1ヶ月でこういうことをやりたいというようなことを書き出して、それ通りに実行する。でも実行すると、必ず粗が出てくるので、そこをチューニングしながら「時間割」をアップデートし続けていくと、おのずと精度が高まっていくんですよね。
僕も、今子供がいて会社のフェーズも変わってきている中で、仕事の忙しさやプライベートの忙しさも日々変わっていくので、それにあわせて時間割のアップデートし続けている感じです。
こんな感じで1日の時間割を作って、実際に試しながら日々チューニングをしています。枠を決めて、その枠にタスクや、やりたいことをはめ込んでいく感じです。それをGoogleカレンダーに入れていくスタイルで僕は管理しています。なのでGoogleカレンダーで生きてますって感じですね。笑
ーー自分と向き合う習慣、マイルール③を教えて下さい
マイルール③は、「散歩」です。暇さえあれば散歩してます、笑。散歩時間を1日大体1時間から1時間半ぐらいは取るようにしています。家からオフィスまで徒歩20分で、自転車やバスなどいろんな選択肢がある中で、歩いていくことで、そこを散歩時間にあてています。
散歩時間にやっていることは、ミーティングをしたりとか、アプリで何か思いついたことをメモしたりとか、時間割を確認したりとか、Audibleで読書したり、ラジオ聞いたり、音楽を聞いてぼーっとすることもあります。とくにやる事は決めていないですね。
働き始めると、毎日デスクに座って8時間仕事をして、移動も電車で、1日歩いてるのが1000歩2000歩、という感じの人がたくさんいると思うんですが、そうなると頭だけを使っているので、なかなか寝付けないんですよね。なので早寝早起き、食事も気をつけながら、「運動」もする。そうすると自分がご機嫌になるのが分かるので、日々の散歩時間もとても大事にしています。
■Q&A
ーー朝起きるのが苦手です、どうしたら起きれますか?
その悩みをちゃんと見ていくと、朝起きるのが苦手ではなくて、夜早く寝るのが苦手、ということがほとんどだと思います。基本的に22時に寝ていれば、8時間ぐっすり寝ても、朝の6時には起きれる。なので、朝起きることよりも、夜早く寝るための努力をすることが大切かなと思いますね。そのためには頭だけではなくて、体もしっかり疲れること=運動が、とても大事だと思います。
ーー小さなモヤモヤやキャリアの悩み、将来について考えるのはどういうタイミングでやっていますか?
毎日早寝早起きをして散歩もしているので、何か気になったこととか、1年後こうしたいとか、考える時間は人よりも多く持てていると思っています。なので、日々の中で考えるための決まった時間は特にとっていないですが、3ヶ月に1回、その時は家族を置いて、1人でどこかに1泊して、経営合宿みたいな時間をセットしています。ここまでの3ヶ月でやったこと、次の3ヶ月にやりたいことを見直すための、自分面談みたいなことをやったりしています。
ーーこれだという「らしさ」を見つけるにはどうしたらいいですか?
自分は何がしたいんだっけ、みたいなことを見つけるためには、やっぱり「自分時間」を確保する事だと思っています。朝の時間で30分でも1時間でも、手帳にログを付けるとか、何か仕事とは関係ない未来にわくわくすることを考えたり試したりする時間を作ってみる。自分のらしさって10分とかで見つけられるものではないと思うので、そういうのを続けていくことが大事だと思います。
他人軸の時間ではなくて、自分時間を持ち、そこで自分軸で何かに取り組んでみることで、見えてくるんじゃないかと思います。
ーー最後にメッセージをお願いします
多分このようなイベントに参加をすると、いろんな学びを得て、全て取り入れなきゃ、みたいになりがちだと思いますが、人によって好き嫌いや、やれるやれないもあると思うので、何かピンときたり、ときめくというかわくわくするなみたいなものが1個でもあれば、それを取り入れてほしいと思います。
それと「22時就寝5時起床」がマストではないので、別に6時に起きても、素敵な朝時間だと思います。それよりも、朝出社前に1時間でも自分の時間を取り入れることができると、人生は前進していくんじゃないかというところを一番お伝えしたいなと思います。そして自分の直感を信じて、心が動くか動かないか、そんな視点で自分の心と向き合ってもらえたらと思います。今日はご参加ありがとうございました!
▼ゲスト5時こーじさんからのお知らせ
早起き習慣化ライフスクール「朝渋DOJO」
▼教えてみんなの「自分と向き合う習慣」第5段の開催もお楽しみに!
▼詳細・お申込みはこちらより
▼LetterMeのサービスサイト
▼LetterMe体験会も開催中