「」
サポートであっても、一年ぶりにライブしたらそりゃあ何かがパキッとしたんだよ。
SNSと向き合いたいとか、音楽を聴きたいとか、恋しいだとか愛おしいだとか、その前と後では明らかに違う自分に驚いてしまうほどに、嗚呼〜〜やっぱり音楽人だったんだって気づいた。
ということでしれっと一年ぶり二度目のTHE HATE HONEYのサポートをしてきました。
前回は恵比寿リキッドルーム、大先輩方に囲まれながら若輩者がギターを弾いた。
そもそもの話、なんでこんなクソガキがサポートしてんのかっていうと、
昨年、面識もないまま知り合いづてにベースの八田さんからお声が掛かって。
正直もうサポートとかって、いいかなあって思ってる時だったんだけど「ちゃんと聴いてから決めたい」って考えて聴いたのがBlueberry motelっていう曲だった。
清々しいくらい切なさが疾走していく楽曲で、何よりど頭のコードが俺の一番使うコードだった。
だから、やる他なかった。音楽って大体そういうもんだし、音楽をやるやつなんてのは運命とか直感とかそういうので何杯でも飯が食えるんだよ。
とにかく、この曲のブルーブラックな雰囲気に惹かれて、絶対に弾かせて欲しいと思った。
初めてスタジオに入った日は大雨で、まだ会ったこともないから絶望的に怖くて、絶対ミスらないように向かう車で雨より大きい音で1億回くらい聴いた。テープとかCDだったらぶち破滅してるくらい聴いた。あんまりミスらなかった。
つーことでリキッドルームのステージでサポートを務めて一年ぶりにライブ。やっと話が戻ってきた。
横浜ベイホールにて、大先輩方の再会に華を添えるべく。
果たして俺は一端の華を添えられただろうか。
バンドの当時を知ってるであろうお客様からすれば、俺が弾いていることはノスタルジーには値しない。
むしろ何か違うな、を与えてしまう大きな要因になりかねなかった。
そんなお客様方の記憶の探求に一筋の光だけでも差し出せただろうか。
なんて思いつつも、しっかりと「自分」の音を作り、「自分」のギターを弾いた。
何故なら俺の好きなコードがあまりにも多く散りばめられていたから。隠す必要がなかった。
暖かい環境に立たせていただきまして、誠にありがとうございました。
にしてもみなさん、良い音楽を聴いてたんですね。ナンテネー
凄く楽しいんです。ヘイトハニーとしてやるの。
サポートの身分が全然弁えられない、普通にバンドやってる錯覚しちゃう。
大先輩なんだけど、それでもです。
あと一回か。寂しいです。
新宿LOFT、頑張ります。
心臓がギュッとなる感覚。
frostvisceraの根底にあるものとの共通項。
俺には俺にしか弾けないギターが間違いなくある。
俺のことを好きな人を救うギターを弾く。
その為だけでいいって思える、俺も大人になった。
「だいちでしかなかった。」なんて言ってくれよ。テネー
ステージ、立つの好きだな。やっぱね。
Re:tter from: Daichi, by frostviscera.