自分のための手帳を書こう
この記事を読んでいるあなたは近頃、いかがお過ごしでしょうか?
暖かくなったり寒くなったり忙しい日々をお過ごしかと思います。
今日は手帳は手帳でも人に見せない家置きを想定した手帳の話をしたいと思います。
手帳は本来人に見せるためには書いていない
いやそんな事言われなくても分かっているという方が文具好き界隈の方には多いかと思いますが…InstagramやTwitterを見ているとやはり目に付きやすいのは華やかに飾られた手帳であったりその人のキャリアが滲み出た手帳だと思います。
それらが決して悪いというつもりもないし、否定はしませんが私は飽きやすい・疲れやすい性分なので手帳華やかさ合戦には参戦できないししませんでした。
そんな私は見返さない日記を始めた
そうして華やかさ合戦から身を引いた私は持て余した数冊の手帳(手帳好きな方はきっと何冊も買ってしまったりしま…せんか…?)をどうやって使おうか試行錯誤しておりました。
そんなときに見つけたのが「ずっとやりたかったことをやりなさい」という書籍の中に登場するモーニングページというアイデア。
ノートに朝起きて本当にすぐ、3ページすべてを埋め尽くすまでただ手を動かし思いつくままの事を書き残すというものでした。
厳密に言うと細かいルールが沢山あるのでちゃんとやっている人からすれば「それはモーニングページじゃない!」と言われそうなので、私は「見返さない日記」としています。
見返さない日記なんて何のために書くのか
前提からひっくり返してしまうようで申し訳ないのですが…
数年後何かしらの拍子に思い出したように見返すために書いています。
何で「見返さない日記」と呼んでいるかといえば短期的に見返していくと反省点や自分自身に対しての否定が多く出てしまうからです。
何年も昔の学生時代の手帳を開けば馬鹿な事考えてたな〜とか意外と面白いことやってるじゃん自分とか思えるのに、数日前の日記だとネガティブな思考が出てきがちでした。
なので私は「”短期的には”見返さない日記」として自分自身が楽になるための日記として書いています。
あっ…見返さないのはもちろん人に見せることもしません。
そして最初に挙げた華やかさ合戦に参戦しないため人に見せることもしません。どれだけ親しい人でも家族であっても…むしろ近ければ近いほど見せづらいのではと思いますが。
見せない理由はいくつかあり、
1.人に見せる前提だと話を盛りがち
2.長く続けている丁寧だと思わせたがり
3.自分自身も見返さないぐらいの本音を書いているから恥ずかしい
4.人に見せて評価を受けるものじゃない
…という4点です。
まぁ日記なんて本来人に見せるものじゃないのに死後何年も経ってからアンネの日記みたいに書籍化されちゃう類稀なる例もありますが…やはり日記は人に見せるものじゃないですよね。
そしてこの日記を書くために気をつけないポイントもあります。
気をつけるじゃなくて気をつけない?
誤字かと思われたらすいません。
気をつけないポイントで正解です。
なぜ気をつけないポイントかと言うと気をつけるだと自身に制限をかける必要があり、書く時に自由奔放さが損なわれるような気がするからです。
気をつけて書くときはきっと気が張り詰めて書き出す文章を練り、言葉を選んで書きますよね。
それだと自身の本音は書きづらく結局、記録や見栄が少しずつ出た日記になってしまいます。私は。
わたしが楽になるための気をつけないポイント
1.毎日書かなくてもかまわない
2.文章が曖昧でもかまわない
3.文字が間違っていてもかまわない
4.字が汚くてもかまわない
5.インクの色に統一感が無くてもかまわない
以上の5つのかまわないが並んだ「気をつけないポイント」です。
かまわないとしているのは「〜〜をしない」と書くとそれはそれで否定している=気をつけようとしている気がしてゆるく続く為に考えました。
言葉を扱って会話をして生きていく以上、人間関係があり制限の多いこの世はございますが朝の少しの時間の自分ぐらい「かまわない」ゆるさで今日も日記を書いています。
あっこの記事もこの方法が万人受けすると思って書いていないので悪しからず…「人に合わなくてもかまわない」ので。