無料記事【ポケカの闇】市場在庫が減る!もう一つの流出先とは?
こんにちは!
今回は「ポケカバブル」の終焉はあるのか、その理由は何なのかを説明していきたいと思います。
筆者はポケモンファン歴30年。ポケモンカードは20年ぶりの復帰勢です。
ポケモンカードで儲けたいポケカ投資家さん、初心者さん必見情報です。
☆バブルは終わるのか?
「終わらない」です。
では、理由を述べる前に・・・
仮に終わると仮定したら、TCG(トレーディングカードゲーム)のバブルが終わるパターンはどのような動きがあれば終わるのかを紹介します。
①無限再販
㈱ポケモンが過去のカードたちを無限再販してくる。
レギュレーションの関係と旧裏+現行カードの特性の違いからまずあり得ないとは思いますが・・・。
もしあった場合は、新規コレクターの参入が少なくなり、現役コレクターやショップの投げ売りが始まり全てのカードにおいて下落相場がやってくるでしょう。
※レギュレーションについては、こちらの記事に詳しく書いておりますのでご覧ください。
②法改正
2023年5月現在、噂程度ではありますが、「オリパ」のギャンブル性について規制が必要ではないか?との草案が出ているとのこと。
これによって「オリパ」が規制された場合、カードショップの在庫のハケが悪くなる&買取は進むが、購入されず現金化が進まない。よってショップの倒産が相次ぐ。というムーブが考えられます。
※オリパとは
オリジナルパックの略。公式が販売している拡張パックとは違い、各ショップがオリジナルに販売しているカードのパック。
当たりカードの販売額が大きい商品についてはショップ側が利益を出す仕様で組まれることもあるが、基本的には買取額が販売額より低く設定されているため、ショップの在庫カードの現金化がメインとなっている。
【例】
→あたりカードの総金額100,000円、外れカードの総金額900,000円
オリパ販売額10,000円×100口=売上1,000,000円(買取額は約80%なので利益は200,000円)
といった感じ。
ではあるものの「オリパの何が問題なのか?」
ショップでのオリパは買い占めがあるため表示しているカードがあたりまえに入っているが、「ネットオリパ」では実際にあたりを排出していない可能性が指摘されている。
③カードショップの倒産
これが1番確率がひくいのですが、カードショップやリサイクルショップの相次ぐ倒産。
ネットショップや通販を利用していないお店は少ないと思います。なので無くなるとしたら買取超過のキャッシュ不足。
黒字倒産ってやつですね。
おそらくその場合は、会社ごと買い取られて業務は継続するパターンが多いと思います。
しかし、万が一倒産ラッシュになると在庫している数も多いカードたちは市場に溢れかえるでしょう。
その場合でも、店舗にも在庫がないような希少価値のカードはさらに価値を上げていくと予想します。
法改正が進むようであれば、ポケモンカードに限らず、「ヴァンガード」「遊戯王」「MTG」なども対象になり、TCGのコレクター全般が煽りを受けるでしょう。
この場合は、「美品でないカードの」という条件付きになり、新規コレクターが減ることや、バブル崩壊とまではいかないと予想します。
美品のカードは高くても取引がされるし、子ども世代が大人になればポケカコレクターとしての参入も少なからずあると予想できる。
よって販売時期によるカードの価値は違えど、バブルは崩壊とまではいかないのでは…?
☆なぜバブルになっているのか?
・需要と供給
市場価格が上がっていくのは、
単純に、市場に流通するカードの枚数よりも欲しいと思う人が多いからです。ちなみに、初代ポケカ~去年までのカード総発行枚数と2023年に刷られたカードの枚数は「ほぼ同じ」だそうです。
【今年のカードたちは値上がりするまでに時間がかかりそうですね?】
↑ハテナにした理由は後で記述します。
・株式と絶対的に違うカード流通量の変化
・株式
株式は、発行枚数が限られています。
株式分割などで例外はあるが、基本的に増減はなし。
・ビットコイン
ビットコインは、同じく発行枚数が限られています。
市場から増えたり減ったりはしません。
・ポケモンカード
ではポケカは?
絶版されたカード(再販が無くなったカード)は市場流通枚数が限られています。世に出たカードの総枚数は増えることはありません。
が、減ることはあります。
例えに出した、株式やビットコインは価格変動はあれど、どのタイミングでどれだけ買っても「同じもの」が買えます。
しかし、ポケモンカードは違います。
取引需要のある「美品」のカードは、永遠に減り続けるのです。
それに加えて、パックへの封入率が違う為、希少なカードであればあるほど、希少価値が上がるということです。
・投資家、コレクター、プレイヤー、転売ヤーの無限参入
なぜ「こんなことが言えるのか?」ですが、意外に簡単な答えです。
ポケモンカードに興味がある子どもが大人になれば、「上記のどれかになるから」です。もちろん興味がなくなる方もいらっしゃいますので絶対にではありませんが。
私もどちらかといえば新規コレクターに部類されるのかもしれません。
ここ数ヶ月でコレクションもかなり増えました。
集めたカードは他記事にも紹介しています。
参考にしていただけたら幸いです!
・特筆すべきはコレクター、転売ヤー
まず、コレクターですが、ガチ勢は欲しいものはいくらでも欲しい。そしてホールド(市場に流さない)するという特性があります。
これにより市場流通量はさらに減ります。
次に、転売ヤーは、高くても利益が出れば買って転売したい生き物です。
そう、実際に売れずに在庫する可能性もあるのですが、転売ヤーが仕入れ転売ヤーが買い転売ヤーが売るというループがあります。
転売ヤー様とでも言いましょう。
この方々が市場に大きな「流動性」と「流通量」の調整をしてくれているのです。
さらに言えば、この記事を書いている私も、見ているアナタも儲けたいと思ってしまった時点でコレクターではなく転売ヤーなのかもしれません。(笑)
売り時を考えてしまっている…
omg
☆流通量が減る【もう一つの要因】
これが一番重要かもしれません。
私が、市場価格を調べるときは
「カードショップ」
「メルカリ」
を中心に調べていました。
そして、コレクターが増えていけば市場に出回る数量も減ってくるよな。というのは理解できていました。
いくらポケカバブルだと言っても
市場から減り過ぎていると思いませんか?
どこかの金持ち投資家やコレクターが買い占めたんだな〜とそう思っていました。
以前までは。
ではどこに流出しているのか?
その答えは・・・
「海外市場」
完全にノーマークだった…
だって海外版ポケモンカードもあるし。
海外は違いました。
ポケモンが生まれた日本のモノを欲するコレクター?転売ヤー?が大量にいました。
そうと言い切れる衝撃の理由はコチラ
海外バージョンのメルカリと呼ばれる「ebay」にて。
!?!?!?!?!?!?
マジか?
まじなのか???
発送元は日本。
2023年5月現在の相場(某カードショップ)
ピカチュウ480円〜580円ほど…
リザードン1080円ほど…
いや、近くのカドショならもっと安く手に入る…
もっと衝撃だったのはコチラ
ま、ま、ま、マジンガー?
コチラは定価660円でございやす。💁
こう言うことだったんだ。
某カドショの在庫が1日で100も200も消える理由と中古カードの価格が上がる理由。
見落としていた。
海外市場。
世界のコレクターはレベルが違った…
ポケカバブルは一向に終わらないし、日本国内だけでは制御されないことが分かった。
安心して古いカードたちにも投資ができる…
今日から英語の勉強しようと思います。笑
☆世界で人気のポケモンキャラクター
オマケネタです。
2020年に世界8言語で同時投票による世界で愛されるポケモンキャラクター投票がありました。
その名も
「ポケモンオブザイヤー」
その順位がとても興味深いものなのです。
1位 ゲッコウガ
2位 ルカリオ
3位 ミミッキュ
4位 リザードン
5位 ブラッキー
以下略。調べればすぐ出ます!
そう。ポケモンカードで流通量が減りに減っているポケモンが多くランクインしているのです。
特にカントー地方に限ると
リザードン>>>>>ゲンガー>>>フシギダネ>ピカチュウ>イーブイ
とリザードンのダブルスコア。
海外市場を調べているときに気がついたのですが、日本で高額取引がされているカードの多くが海外需要が多く、流出しているのではないかと。
2023年現在の女の子キャラ人気は封入率の問題もありますが、日本特有のオタク気質に関係している気がするのです。
国内だけで循環しているカードのバブルは流通量があまりかわらず、一転して下落する可能性も秘めています。
そこで目を向けるのは海外かな。と。
ルカリオ、ミミッキュ、リザードン、ブラッキーのカードが高騰するのも頷けるな。と。
ポケモンカードのあり方と価値について考えさせられた海外市場リサーチでした。
以上、ポケカバブルが終わらない理由と流出先でした。
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