アラカンおしゃれ事情~自分で着るキモノは快適さ大切に
ソロプチミストをご存じでしょうか?
私は地元の会に参加しています。
女性と女児のための奉仕活動を行う女性の団体です。
先日県内の他のソロプチミストの創立記念の式典に参加してきました。
私はキモノ、5月ですが気温と快適さを考えて
お召しの単衣の付け下げ(ナス紺)、捨松さんのすくい織の袋帯(お祝いの気持ちを込めて)、道中は紗のコートです。
朝は日差しは強くても涼しくて慣れた草履で20分歩いて集合場所へ。
式典には全員では60人以上の来賓と会員が参加していました。
ざっと見ると10人くらいキモノをお召しになっています。
主催者の会長さんは伊達衿が華やかさを感じさせる袷の訪問着(眩い💓)
他の方もいかにも着なれた着こなしで、紬の訪問着の方もいらっしゃいました。
式典から会食と長い時間ですが、皆様キモノだからと疲れる様子もなく、起立、着席もスムーズにそしてにこやか。
式典のキモノはとかく格とか素材について決まりがあるように言われて、せっかくのキモノを着る機会を少なくしているように感じていました。
でも、この会では皆様マイペースの着こなしです。
アラカンおしゃれでの着物姿は、「マイルール、マイペース」が人生の風格を表して、そして洋装の方たちにもなじむのではないでしょうか。
特に快適さは大切です。
いくら屋内での会合でも往復の移動やその後のお片づけを考えると例えばポリキモノとか、嘘つき襦袢、そして半幅帯を華やかに結ぶなど。
寿ぎの気持ちをこめて、しかも楽な着こなしで。
5,6月は着物で何を着るかはちょっと難しい季節ですが、集まる機会は多いです。マイペースにキモノをお召しになるのはいかがでしょうか?
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