村木厚子さんの講演「あきらめない」を聞いてVol.3 冤罪
日本女医会主催 第14回医学を志す女性のためのキャリアシンポジウム
元厚生労働省事務次官 村木厚子氏 講演
最後に冤罪についてお伝えします。
村木さんは逮捕された経験は他の人にとっても役に立つ話だったと振り返る。
優秀な弁護人、家族や友人の支えがあっての裁判でだった。
一夜にして、支援する側から支援される側へ変わることがある、という気づきにつながった。
自分は支援している方だと思っているが、容易にされる側に変わる。
頑張れたのは家族や友人の支えがあればこそであるが、子供(娘さん)の為に思う気持ちが強かった。人は誰かの為にと思うと頑張れます。
村木さんは、順調に仕事をしているときも、困った環境にいるときも応援したい人でした。
女子はだいたい優秀です。まじめですから。
学生時代は勉強ができて、周りに教えたり、ノートを貸したりしていた優等生。
でも、結婚して子供が熱を出して休む時、周りの人に助けてもらう必要があります。
威張って助けてもらえますか?
ノートを貸したり、勉強を教えたりしたらお礼を言われたと思います。
自分も(たとえ自分より能力が劣ると思っても)助けてくれた人、代わりをしてくれた人にお礼を言いましょう。
相手だって手伝うのが当然だと思っても、お礼を言われて悪い気がする人はいません。
次も頼めるかもしれません。
他の人のために頑張れる、を利用して応援したい人になろう。
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