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学生時代に私の原点がある

医学生時代のお見舞いの話(明るい結末ではありません)

両親が医師だったせいか、病院に親和性がある。
知らない街に行っても病院の建物を見るとホッとする。

職場として、病院が好きですが、お見舞いに訪ねるのも好きです。
お見舞いを相手の負担になるからと迷う人も多いらしい。
私は躊躇なくいけるという感じ。

でも、お見舞いに行った人が必ず回復するとは限らない
入院を聞いたら早めに行きます。

ちょっとしたものを持っていきます。
お金が必要そうな人にはお金を封筒に入れて。
そうでもない人には、独身の人ですとタオル(洗濯済)、夏なら団扇とか
きれいな写真本や絵本
を持っていくこともあります。

大学時代のお見舞いについて2つ思い出しました。
1.低学年の時、親切にしてくれた学生課の職員さん。学生証を無くして再発行だったか、忘れ物だったかよくお世話になりました。
病院実習中に入院していることが偶然にわかり、お花を持って行ったことがありました。今だったら個人情報とか問題かもしれないけれど、驚いていたけれど喜んで受け取ってくれました。多分悪い病気だったと思う。やつれていて、もう仕事に戻ることはありませんでした。
2.入院していた同級生試験の資料を渡しに行ったこともありました。仲が良かったわけではなく、グループの中でそういうことを頼まれやすいタイプでした。
精神科の隔離病棟に初めて入って、同級生はニコニコしていた。毎日お風呂に入れなかったのか、前髪がちょっと汗ばんでいました。
試験当日、少し早めに教室で待ち合わせして一緒に勉強しました。自分が成績が良いわけではないのに、なんでそんなことをしたのか。短時間、ヤマといわれた部分を勉強したけれど、彼女は留年してしまった。教室での彼女のテカっと光った額を思い出しました。

医学生時代からお節介なおばさんでした。

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