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排他を自慢する文化


田舎の話です。最近話題の当地に馴染むための●箇条をアップした自治体があり、炎上しています。
なに分、税金が安いところらしい。
それも批判が寄せられる原因の一つ。

池田町は今いる住民がよほど結束が固いのでしょう。2000人余りの人口といえば村レベル、または大きな高校ですね。
それが、ある程度年齢が上の人が多ければ、今までの経過、歴史、因縁など知り尽くしているでしょうから、阿吽の呼吸で過ごせます。
ただ、行事などは高齢化の波で継続するのが難しくなっているのかも。

実はこれは、どこの地域にもあると思います。
私が住んでいる山形も感染症対策の最初の方には、
県境に関所を設けると言う恥ずかしい政策が大真面目に実施されていました。
今はもちろんそんなことはしていません。

池田町は、この●箇条をオープンにするのに、反対意見が出ないほど結束が固く、外へ恥ずかしいとも思わなかったんですね。
そこが他の、ちょっと都会の風が入っている他の地域と違いました。

地域によっては、そこで生まれた人たちも県庁所在地や、もう少し学校に行きやすいところに居を構え、故郷として生まれたところに貢献する地域もあります。

祭りや行事があるときは協力するけれど、そこには住まない、心の拠り所にしている住民たち。
親御さんたちはもちろん地域で全うされるのでしょうが、空き家になった家に住む人はいないのです。
だんだんにそのような地域がじわじわ増えていくのですね。

新しい住民が過ごしやすい地域の方が、人口が増えて、活気が出ると思うのが、都会の風なのでしょうか?
不便は我慢できても、周りの住民からの干渉は耐えられない人が多いはず。
地域を守って滅びるか、地域を開いて新しい風を入れるか、今辺境では選択を迫られています。


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