見つめ合うより、同じ景色を見る
同じ景色を見ると気持ちがよりそう
例えば医学会、例えば飛行機の中、同じ空間にいると気持ちが同期する、通い会う心を感じる時がありませんか?全く知らない隣の席の人で一緒に笑ったり、飛行機が揺れてドキドキしたりすると会話を交わすことありますよね(SF社交性上位の私はよくあります)
今、友人と旅に出ています.
お互いの顔を見つめ合わなくても、同じ景色を見て、「空が晴れて来た、お寺の壁が崩れている」という何気ない会話から、気持ちが通じる様に感じます.
川の流れや風で動く木の葉、動きのある景色は一層、その様に気持ちが寄り添う.
家族で同じ景色を見る機会は案外少ないのではないでしょうか.家の中で一緒にテレビを見ていても、女性は家事をしながらで実は見ていない.男性だけがサッカーのゲームを観ている.そんな家庭の様子が目に浮かびます.
お互いの見つめあって話をするよりも、同じ方向を向いている時の方が心が通う.
できたら動くものを一緒に見るのが効果的.
心理学的にいうと、同じ行動をしている人は話さなくても仲良くなりやすいと言われます.その場を共有して同じ行動をしていると相手のことを好きになる.
人と仲良くなりたいとき、真っ直ぐに相手を見るのが苦手な方も、同じ方向を見ることから始めるのはいかがでしょうか?