学びを共にした絆は強い
中学校の同級会、15年間も会わないのに集まったらいきなり十代に戻れる関係になる。こんなことありませんか?
私は遠方に嫁ぎましたので会う機会が少ないのですが、先日大学の友人たちに会った時にいきなり時間が巻き戻されました(笑)
大学生時代は冴えない平凡な学生でした。勉強も特別にできるわけでなく、部活だってチームの補欠、人数合わせ。
でも楽しかったし、良い仲間にに恵まれたと思っていました。
一部の同級生は学生時代からキラキラ。
医学部はある意味専門職への教育ですから、中学校のように授業内容は決まっていて、全員同じコースを進みます。なので、余計に差が見えるのです。
そして、卒業後、自分が選んだ科に進んだ私たちは、仕事あり、恋愛あり、家庭の子育てありでそれぞれの道を歩んできました。
そして30年以上が過ぎ、実習などで同じだったメンバー数人で集まりました。
医師は専門科目により、生活が変わります。当直があったり、急な状態の変化で呼ばれる科もあれば、自分の時間配分で仕事をしやすい科もあります。仕事の内容は同じ医師と言ってもバリエーションが大きいのです。
話が合いにくい?そんなことはありません。
今私たちは親の介護、親が亡くなったという世代です。
子供達は一人前になってひと段落。その中で老後を考えている。
老後を考えようと言いながら学生時代の顔がのぞきます.のんびりや、真面目、楽観的。
ツッコミとぼけも当時のよう。
専門科をこえて、人生の流れは同じようです。
一緒に学んだ時間が共感しやすい土台をつくったんですね。
会っているときがあまりに楽しいから、お別れした後、特に私が自宅いかえるまでの時間が長いので、寂しくなります。
学生時代のキラキラしている同級生たちを見ていた自分にもどるのかしら。
一人の友人が、彼女はにこにこしてほとんどお話しなかったのですが、「出会ったことにありがとう」というフレーズのという竹内まりやの曲を教えてくれました。
そ明日からもがんばれそうです。
辛いことも楽しいことも一緒に過ごした友達にまた、笑顔で会うために。