樹木医の教え
先日、アメリカシロヒトリが庭の白樺に発生した。
南側のお隣さんから教えてもらって、まだ幼虫が残っていたので駆除を樹木医さんにお願いした。
お庭を大切にしていた頃は、植木屋さん、その後は値段を考えてシルバーさんにお願いしていた庭の手入れ。
伐採も当初めざしていたイングリッシュガーデンと雑木林風から日本庭園もどきになっていたのを見ないふりしていたのだ。
我が家の庭を見ないフリ、心と時間の余裕からは遠い生活だったのだ。
さて、若くてハンサムな樹木医さんとその弟子。
木の剪定の仕方にも意見があります。
木に優しい、枝振りはひこばえを生かすなど、20年前辺境では植木屋さんにいくら言っても通じなかったことがスンナリ共通言語になる。
さすが、令和。時代が新しくなったのね。
順調に進んでいたが、2年くらい前植えた株立のソヨゴが気になる樹木医さん。
元気がないですね、ツチが悪いでしょうか?と問われ
あっさり、元気ないくらいが大きく育たなくて良いんです、狭い庭ですから
と答えました。
今から思えばなんて(木への)愛情がない答えだったんでしょう。
請求書と一緒にソヨゴの特性、土から木が育つことをさりげなく書いたレポートが同封されていました。
植木も縁あって私の庭に来てくれたのに、元気なくて丁度いいなんて言ってしまって恥ずかしい。
ちょっといい気になって傲慢な気持ちでいた事に反省してます。
まずは庭に出て、木の周りの雑草を手入れする事してみます。
ありがとう樹木医さん。
人間の医者より