2022/10/09 (日)

8時半起床。

朝ごはんにフレンチトーストを作った。
フレンチトースト、作るといつもソコソコの味、というか、まずくは無いけど美味しいわけでもないみたいな感じなんだけど何か足りないんだろうか。


「コピーライターズサミット」という催しの、小西康陽と井村光明のトークイベントを観るために渋谷へ行く。

開始時間を勘違いしていて1時間早く着いてしまった。
ヒカリエで適当に時間を潰してから会場の渋谷区役所へ。

それでもかなり早めに着いて開始まで会場で本を読んでたら、主催してる会社の人かその関係者か、スーツ姿の男性が「いまオンラインサロンやってて…」みたいな胡散臭い話しをしていた。

トークイベントは、小西さんの作った歌詞を教材に使って、新人コピーライターにコピーを書くコツをアドバイスするという趣向。

井村さんが歌詞やタイトルについて、ここがすごい・こういう発見が、学びがあった、とか一生懸命話しても、小西さんが「何も考えてなかった」「その歌詞自体今まで忘れてた」とか言ってしまうのが可笑しかった。


以下小西さんが話した印象的だったエピソード。


ウゴウゴ・ルーガ2号の放送時間、東京は七時だけど関西は?と確認したら、放送は東京だけなんですよ、と言われ、じゃあ東京は夜の七時でいいやとなった。

「私のすべて」はパリのホテルで目を醒ましたときにできた。

TOKYOFMのジングル、よくある周波数を歌うステーションコールがダサいと思っていて、勝手に作って使ってもらうように頼んだ。コロムビアから制作費は出たけどTOKYOFMからはお金をもらってない。

「ヒッピー・デイ」の歌詞は「マクドナルドに 行ったことあるでしょ 笑うだけなら タダだから」だったけれど、コロムビアの法務部からストップがかかって変更した。

膨大な量の音楽を聴いたり、映画を観るため、普通の人がやることを自分はしてない。家の掃除を一度もしたことがない。

歌詞と曲が降りてくる、と思っていたけれど、実際は排泄物を出してるだけかもしれない。


井村さんが「さえらジャポン」の東京オリンピックがテーマのアートワークに触れつつ、この間のオリンピックで「東京は夜の七時」が使われたことに感激した。小西さんはどう思ってますか?と質問したら「僕は返上してほしかった人間なんで」と答えて、会場が静かになっていた。

小西さんの、どんなときでも正直に答えてしまう感じがいい。
じゃあ、曲使わせんなよと思わなくもないけど。

井村さんは昔ファンタのCMとか作ってた方らしい。

「ずっとCMの曲をお願いしたかったけど断られるじゃないかと…」と言う井村さんに、小西さんが「いや、ぜんぜんやりますよ。だって僕10代の頃ずっとファンタ飲んでたし。」と言ってて笑った。

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