肉のむさぼりをどう殺す?

私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。(ガラテヤ5:16)

ですから、地上のからだの諸部分、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい。このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです。このようなことのために、神の怒りが下るのです。 (コロサイ3:5~6)

パウロの言うことは、神の啓示です。御霊によって歩むなら「肉の欲望を満足させるようなことはありません。」真のクリスチャンはこういう生き方をしています。これこそ、神の力、福音の力、救いの力です。果たして、肉を制することがあなたに出来るだろうか?制した者が世に勝利した者です。制することに失敗した者には、神の怒りが下ります。だから、パウロは、しつこく御霊によって歩め、歩めと勧めました。問題は現代でも状況は同じかどうかです。イエスさまを信じた人は御霊を受けるのか?です。むしろ、現代に生きる罪びとは、ペテロが手紙に書いてあるように、滅ぼされる時まで、罪の状態に閉じ込められているのではないかと思います。「しかし、今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びとの日まで、保たれているのです。」(ペテロ第二3:7)恐ろしいことです。だから義認、聖化、栄化の教理によって栄化までは罪を犯し続け、天に引き上げられてから完全にされると考えるのです。これは、多くの学者たちに支持され、福音派の牧師たちもそう考えています。しかし、真実は、そうではなく天に引き上げられることなく滅ぼされるのです。コロサイ人への手紙の中で、「地上のからだの諸部分、すなわち、不品行、汚れ、情欲、悪い欲、そしてむさぼりを殺してしまいなさい。このむさぼりが、そのまま偶像礼拝なのです。このようなことのために、神の怒りが下るのです。 」と書いています。この呪いの状態から抜け出すために、あなたは、思いを作り直して肉を自分で殺す。なぜ、殺せるかについて。あなたが望まないことであれば、罪を犯すことは出来ないからです。あなたが好きなものを好きでなくなるまで、思いを作り直す。そして義を愛し不法(罪)を憎むのです。それから、神によって罪からの解放が与えられるのです。アーメン。

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