心に残るエピソードをあなたへ【バトンリレー企画】
心に残るエピソードはたくさんあるはずだけれど、改めて考えてみると、はて何があっただろうと考え込んでいます。そうね、素敵な話を探しているから、変に力が入って出てこないのかもしれない。心に残るって面白くたって、失敗だって、なんでもいいんだもの。というわけで、わたしはこんなエピソードを選んでみました。
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当時18歳、ぴちぴちの女子大生になったばかりのわたしは、大学の寮に入りました。以前も少しお話ししたことがありますが、大変厳しい寮でした。朝晩の点呼もあり、寮監先生は全員の時間割を把握し、その時間に名前札が裏返っていないと、お部屋に確認に来て叩き起こされる声をかけられるくらいでした。
それはともかく、部屋は4人部屋、隣り合った2つの部屋が姉妹部屋のような感じで、8人チーム?になります。姉妹部屋にいたYちゃんは長崎出身のすごく可愛く大人っぽい子でしたが、なぜか会った日に仲良くなったのです。
今ではちょっと考えられませんが、寮は大浴場を共有する仕組みになっていて、恥ずかしながら、Yちゃんと一緒にお風呂に行くことに。自分の洗面器にお道具を入れて、バスタオルやタオルを持っていきます。
ところで、私は小さい頃、父とよく一緒にお風呂に入っていました。母とも入ったと思うのですが、父親の風呂の作法が私に浸透しておりました。
さて、Yちゃんとそれぞれ脱衣所でそちらを見ないように服を脱ぎ、洗面器を抱え、準備完了!というところで、Yちゃんをみたら、彼女がこちらを指差して、声を震わせて笑っています。
え!何?何がおかしいの?
とYちゃんを見ると、Yちゃんはタオルを縦に伸ばし体の前をサラリと覆っています。右手で胸の上でタオルの端を押さえ、ひらりと太ももの辺りまで。
え!キョロキョロ
周りを見回すと、堂々と何も隠していないか、Yちゃん方式かそのどちらか。
わたしはといえば、父方式の、タオル腰巻き状態。
穴があったら入りたいほど恥ずかしかったことを昨日のことのように思い出します。
それからも私たちはずっと仲良ししてきました。長崎出身で、ずっと東京や海外で暮らしてきたおしゃれで素敵な彼女は、なんと数年前に、わたしの地元の近くの街に引っ越してきました。長く会えなくても、連絡先がわからなくなっても、奇跡のように繋がり続けて30年以上が軽々と過ぎていきました。
大学時代の彼女との思い出は数え切れないし、もっと感動的なものもいっぱいあるのですが、お互い大変なことがいっぱいあったけど、今も会えばあの日のままの2人でコロコロケラケラと笑って過ごせることがとっても幸せだなと思って、最初のエピソードを書かせていただきました。
なんか、ちょっと趣旨に合ってない気もしますが、お許しを。
♨️
ねじりちゃんから素敵なバトンが届きました。
わたしもバトンリレーというのが初めてで
右も左もわからないのですが、
なんと言ってもねじりちゃんからのバトンですから
落とさないように次の方へ回したいと思います。
ねじりちゃんのとってもハートウォーミングな
エピソードをご紹介します。
お寿司食べたくなっちゃうわよ🍣
そしてあったかいお風呂に入りたくなります。
いろいろな方のところへ、バトンが届いて
まるでぽつぽつと次々に灯がつくように
noteの街に広がっていきますね。
立役者はチェーンナーさん。
チェーンナーさん、ふざけたエピソードですみません。
そして、わたしがバトンをお渡しするのは、
大大大好き月山六太ちゃん!
実はnoteの下書きに、
ロッタちゃん宛のラブレターが眠っている
marmaladeです。
ロッタちゃん、どうぞよろしくお願いします。