「いい感じ」3つの要素
いい感じ、いい感じと言い続けてはや半年。
やはりわたしはどこまで行っても、いい感じから逃れられない定めにあると悟りました。
そこで改めて。「いい感じ」とは、一体何なのか。
何がどうなれば「いい感じ」なのか。
「いい感じ」の3つの要素をまとめてみました。
1.「いい感じ」はいつでも、どこにでも。
「いい感じ」はあるんでしょうか?
ないんでしょうか?
「いい感じ」は、ありまぁす!(STAP細胞風に)
いつでも、どこにでも。そして誰にでも。
「いい感じ」は遍在する。
今この瞬間、それに目を向けさえすれば。
というわけで、いつでもどこでも「いい感じ」を見つけることができます。
「いい感じ」は状況でもなく、条件でもなく、達成でもない。
そう。たとえそこが地獄の底だったとしても!
「閻魔大王マジ超ウケるんだけどw」って言えるポイントが見つかれば、「お前はもういい感じ!」なのです。OK?
2.「いい感じ」は練習と経験の積み重ね。
「いい感じ」はいつでもどこにでもあります。
取り逃がしさえしなければ。
俺の人生に「いい感じ」なんて存在しねー!
と感じるのは、大抵の場合、取り逃がしているのです。
「いい感じ」の捕獲スキルがアップすれば、ほらそこに! あそこにも!
常に「いい感じ」がちんちんじゃらじゃらーのサバンナチャンス到来。
大漁豊作、満員御礼。「いい感じ」のゲシュタルト崩壊。
そんな状態に突入します。
どうすればそうなるかって?
練習練習、また練習!
日々の経験の積み重ねによって、「いい感じ」をキャッチするセンサーが磨かれていきます。練習を続けていくと、「いい感じ」を取り逃がしたのに後から気づいて「おぅふ…」となるくらい、「いい感じ」力がつきます。
極端な話をすれば、道を歩いていて、後ろから突然自転車でひかれても、「いい感じ」になるほどです(※実話)。
3.「いい感じ」は自分だけのもの。
いつ何時も、どこかの誰かの「いい感じ」に惑わされてはなりませぬ。
たとえ誰かが「ワイハでチャンネーとシースー超いい感じー」と言うのを、偶然耳にしてしまったとしても!
「ワイハでチャンネーとシースー…それは本当にいい感じなのであろうか?」と、冷静に、ロダンの考える人ばりに検討する必要があります。
(右ひじは左ひざに乗せる)
なぜなら「いい感じ」は、自分だけのものだから。
「いい感じ」なはずなのに、なぜだかあまり「いい感じ」じゃない気がする一番の理由は、どこかから持ってきた借りものの「いい感じ」を採用しようとしてしまっていること。
気持ちいいことも、面白いことも、うれしいことも人それぞれなのに、「いい感じ」が同じなわけがないのです。
だからこそ、自分の感覚や感性を頼りに、自分だけの「いい感じ」を日々探究していくことがめちゃくちゃ大事。というか、それだけでいいのです。
「いい感じ」は難しくない。
ここまでまとめてきた通り、誰にでもそれぞれに「いい感じ」があります。
今は何だかよくわからんという人も、ちょっと練習すれば「おお! これはもしかしたらいい感じなのかもしれぬ」と気づけるくらいに気軽なものです。
ただ、見ようとしなければ見えません。
見つけようとしない限りは見つかりません。
今回のまとめが、
「いい感じ」って何やねん???
とか、
「いい感じ」を味わってみたいけど、どうすれば…
と思っていた方々の参考になれば、幸いです。