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コロナウイルスでジムがお休みになってしまい、しばらく行っていない。
サイトを新しくして、過去に書いた記事が見れなくなってしまったので、いくつか選び、直して、noteに入れ始めている。なんとなく残しておきたいと思ったものだけ。
『声をかける』が出版されたときに書いたものです。加筆はしていません。 『声をかける』ができました。なにをどう書いていいのか見えないので、いきなり私事からですが、二年間毎日これを書くことに時間を費やしていました。 都会で、多くの、ほとんどは見知らぬ人々の中で生きるということはどういうことでしょうか。 互いが欲望の対象になり合うことではないでしょうか。そして、その欲望の形は各々の生育環境、周囲との関係性などから自然と発生してきたものであるように思います。 その欲望が成就されれ
『あなたは、なぜ、つながれないのか』が出版されたときに書いたものです。加筆はしていません。 明日、自分の書いた本が本屋さんに並ぶ。ずっと落ち着かない。 本を書くことは、大変なことだった。書いているときはそのことばかりに集中していて余裕を失っていた。書き終えた後、編集者と表紙や帯について話をする。自分が納得のできるものを書けたらお願いしたいと思っていた、宮台真司さんに帯を、山本英夫さんに表紙の絵をお願いした。お二人から、僕はとても大きなものを残して頂いている。刻印された
2012年くらいに書いたものを加筆しました。 鞍馬山に行った。ここはレイキの創始者である臼井甕男が瞑想をして天啓を得たという、レイキ発祥の地としても知られている。 鞍馬行きの叡電の窓の外には北に上るにつれて雪が降り始めていた。鞍馬に着くと雪が重く降っていた。寒かった。淡々と駅から鞍馬寺まで歩き続けた。周りには二人組で観光している人が多かった。彼らを追い越し登っていった。 鞍馬寺に行けば、自分の心身の状態が変わり、悩んでいたことへの答えが出るような気がしていた。鞍馬寺につ
2012年くらいにブログに書いたものです。少し加筆しました。 僕はいつもここでカウンセリングをしている。ナンパ講習の実際の声かけの前後の話し合いや、催眠術を教えているときもある。奥には大きな噴水が中央に据えられたテーブルがあり、その周りを椅子が囲っている。ここに座る人たちは常連が多い。僕もそう思われているかもしれないが、大体同じ人が座っている。皆、それぞれに顔を覚えているはずだ。だけど、言葉を交わすことはない。 勉強をしている大学生、ブツブツ何かを言いながらスポーツ新聞を
*お知らせ* ワークショップのスケジュールはワークショップの説明のページ内に掲示することにしました。今後はそちらでご確認ください。