しのびんの旅日記【9】~越谷旧日光街道編~
毎日の健康維持活動、お疲れ様です!
「サラリーマンオヤジギタリスト」兼「街角ヘルスキーパー」の”しのびん”です!
10/17は有給休暇をいただいて、健康診断にやってきました。越谷駅前の独協病院関連の医療機関で「人間ドック」を受けましたよ!
いや・・・・
それは『人間DOG(ドッグ)』ね・・・・・・
「人間ドック」です。
それで言うと、家電量販店の「ビック(Bic)カメラ」さん!
「ビッグ(Big)カメラ」じゃないんですよね!!従業員の方に聞いたら
Bicはバリ島の俗語らしく、『大きい(Big)』の意味を持つ一方、ただ大きいだけでなく中身を伴った大きさ、という意味もあるんですって!
スペルミスかと思いましたよね!!!
それでは越谷駅に着いたので行ってまいります。
さて、診断が終わりましたので今日は越谷のディープなスポットを皆さんにお送りして参りましょう!
こちらが越谷駅の東口から少し離れた所を通っている
『旧日光街道』でございます。ここを旅人が行き交ったかと思うと感慨深いですね!松尾芭蕉もここを通って「奥の細道」の旅を続けたんですね。
おお!ちょうど信号が変わるタイミングでしたね!赤、青、黄色、何もついていないように見える! 激レア写真となりましたね!!
ご存知のように越谷は江戸時代の日光街道で日本橋から数えて3番目の宿場町です。当時は「越ヶ谷」と書きましたね。この通り沿いは結構古い建物が残っていまして、マニアにはたまらん街並みです!!
以下、しばらく建物写真を載せますのでご覧ください。
(越谷駅から北越谷駅方面に歩いて行きますよ!!)
江戸時代以降の建物もありますね~!!レトロでかっこいいですね!
横道を除くと黒塗りの木塀が見えます。そして白い蔵が。
おそらく宿場町の重鎮の方の家かと思います。
ところどころにこのような案内板も出ていて楽しいですよね。
街道から覗くとこんな感じです。まだ実際にお店をやっているんですね。
上の写真、分かりますかね。街道の間口から奥へ奥へと建物が連なっています。最後に理由を紹介しますのでお楽しみに!!
いやー。風情がありますね。僕なんか、こんな場所に居たら一日いられますよ!町歩きは楽しいです!
そして上の写真が越谷宿最後の建物。スナック『美豚』ですね!
もうお分かりと思いますが、『ヴィトン』と読ませる訳です!
センスありますよね!「来夢来人」で「ライムライト」くらいナイスセンスです!!!
(歴史と全く関係ないね!)
この先、元荒川を渡ると「大沢宿」になります。このまま北越谷駅まで歩いて、家路につきたいと思います。
さて、さっきの間口から奥に続いて行く建物のお話です。
こちらが分かりやすい風景です。
街道沿い、宿場町の特徴として土地が奥に長~く伸びています。
上の写真で言うと手前は駐車場になっていてその奥に玄関がありますよね。
これ、同じ所有者の土地なんです。
土地がこのように街道から細長く区画されているんです。
これは何故でしょうか???
実は江戸時代、土地にかかる税は「間口の広さ」で決まっていたんですね!
ですから、皆さん『節税のために間口を狭くして奥行を広く取った』と言う事なんですね!
面白いですね。どんな事にも理由があるんですね。これだから歴史はやめられません!
実はこの越ヶ谷宿、大沢宿の次の宿場町は我が町「春日部宿」なんですが春日部の旧日光街道は余りその面影が無いんです。残念!!
越ヶ谷宿の前の草加宿はかなりいい感じの建物が残っていますので今度ご紹介しますね!
それでは楽しい旅はこの辺で終わります!次回もお楽しみに!!