しのびんのピッキング論【2】
久しぶりにギターの話題に触れる事ができますわ。
タイトル画像、yucky_tsukaharaさんから頂きました!
ステキな画像をありがとうございます!
いっつも何やら駅ナカトイレの話しかしてないと
ただの「トイレの近い変態薄毛オヤジ」になっちゃいますからね。
へんたーい・止まれ!! イチ・ニ!!
毎日の指まさぐり活動(ギターね)、お疲れ様です!
「ピッキング」にこだわる「サラリーマンオヤジギタリスト」
LesVIEWの"しのびん" です!
「ギターを弾く」目的を突き詰めていきますと。
『いい音を奏でる』です・・・・
つまり
「ギターと言う楽器を駆使し、自分または聞く人にとって気持ちの良い、
或いは感情を掻き立てられる様な音を発する」
これに尽きると思っております。
ロックだろうとジャズだろうと、インストだろうと歌ものだろうと、
ギターのみならず楽器の役割はそういう事です。
今回はピックを使ってギターを弾く際の右手について言及します。
ギターを始めたばっかりのプレイヤーを見ていると、左手の動きに注意を払っているのが分かります。(右利きスタイルの場合)
これは何故かと言うと「どこを押さえるか」に集中しているからです。
「どこを押さえるか」はつまり「どの音程の音を出すか」と言うことですね。
勿論、入り口としては当然そうなりますよね。音程、音階が初心者にとっては一番の関心事。
でもね。ともすると、そのまんま左手の動きばかりが上達して右手が始めたときのまんま!って方を見るんですよ。
実は音を出す、奏でる、と言う意味では
右手の動きによるところが90%を占める。
これを再確認して欲しいんですよね。
考えてみればそうですよね。
ギターは弦を振動させることで音を出しています。
左手の動きは振動する弦の幅、長さを決める動作です。
(厳密に言うと左手の動作もわずかに音色には影響がありますが)
初心者のうちは左手は余り音色に影響はないと考えていいです。
とーこーろーがー!!!
右手はそのまんま音質に影響を与えますよ!
だからこそ初心者のうちから右手に意識を置いて練習して欲しいんですね。
そうする事でその先の上達のスピードがめっちゃ変わりますからね。
まずは意識を置くだけでいいです。
どんな風にピックが弦をとらえ、どう振動させているか。
そして最も大事なのは、色々な弦の振動を与えた中で、どれが一番きれいな音が出たか!です。
「きれいな音」とはどんな音かと言うと、言葉で表しずらいのですが
『テーン!!』と言う感じです。「テ」が非常に短く、その後いつまでも音が伸びていく感じ。
「テ」が短いという事は、つまりピックが弦に触れている時間が短い事。
しかしだからと言って当たりが弱すぎてはだめです。音が伸びません。
いつまでも音が伸びる、と言う事は「弦をしっかりと振動させている」状態の事。この状態を1本の弦を弾くときから6本の弦を同時に弾く時迄作りだせるかどうかなんですね。
そしてだんだん分かってくるのが、いい音が出た時こそピックが余計な力が入る事なく、最高の状態で弦に当たった時です。
この感覚を全てのピッキングに応用すれば、つまりいつ何時も良い音が出せる、と言う事になります。
悪い音が出た時は弦にピックが深く当たり過ぎていたり、当たる角度が弦を振動させるのに無理の有る角度であったりします。
その時のピックの当たり方はプロの方は殆どしないです。
稀にわざと深くあててニュアンスの有る音を出したりしますが、それは特殊な場合です。
先ず初心者の皆さんは「良い音」が出た時のピックの当たり方を追及してください。
次回はできれば写真か動画を交えて、詳しく説明したいと思います!
次回もお楽しみに!!