love once upon a time②
中、高で好きになってくれた子がいてちょっぴり付き合ったりしたけど短大のわたしにはそういう機会も出会いも全くなかった。英語英文科秘書科。秘書科はどれか選ばないといけなかったから無理やり選んだ。算数数学物理社会とか分からなかったから短大に入ってほぼ英語だけ勉強すればいいのは本当に天国だった。英語は中2で出会った家庭教師の先生のお陰様で好きになりそこから自分で学んだ。高校では厚めの参考書を買ってその1ページも分からないところがないようにした。
短大はキリスト教系の学校。一番はまった教科は『Bible』牧師さんである先生と聖書を読む。牧師さんに解釈してもらい読むと「わ~!これはどんな小説より面白い!」と夢中で読んだ。第2外国語の中国語(北京語)にも大はまり。ご年配の先生でむか~し中国のラジオドラマに出演していたらしく高い声が特徴的。発音やアクセント(ピンイー?)発息など詳しく教えてもらえたので教科から教科へ移動するときは中国語をもごもご喋りながら歩いていた。学ぶことに没頭した充実した2年だった。
日本でまったくもてなかったわたしはマレーシアで彼と付き合い始めた。当時のわたしはsexはもちろんキスもしたことがなかった。寮の門のところで彼とバイバイする時に「キスしていい?」って聞かれてキスされて、「え~~~~キスの仕方知らないの?」と驚かれた。そしてキスの仕方を教えてもらった。上の唇にしたり下にしたり両方にしたり強くしたり弱くしたり、それは本当にとろけてしまうような腰が抜けるようなキスだった。この初めてのキス以来わたしは本当にキスが好きで、わたしにサブタイトルをつけるなら#キスでいきたい いかせたい でもいいかと思う。お互い寮住まい、お金もなかったのでしばらくはコソコソいちゃいちゃする日々が続いた
追記: これは後から知ったことだけど、アルバニアの下にある国、ギリシャは世界一sexをする国だった。そういう流れがアルバニアにもあるのか、わたしはひとりと付き合っただけだから分からないけど彼はsexを楽しむ人だった。