2018年1-3月 息子と美術部 活動内容
1-3月は見たいものが多くあり、
頻繁にギャラリーや美術館へ。
息子は留守番のケースもありました。
2018.1.28 「墨と金-狩野派の絵画-」@根津美術館
恐らく息子は3度目の根津美術館で、庭歩きも慣れたもの。
雪景色はもちろん、大きな石にも関心が。
展示は探幽の「両帝図屏風」が素晴らしかった。
2018.2.10 「紅白梅図屏風 他」MOA美術館
リニューアル後ずっと行きたかった熱海のMOA美術館へ。
Eテレの「びじゅチューン」で尾形光琳の「紅白梅図屏風」をやっていて、
その映像の中に前に根津美術館で見た「燕子花図屏風」もちらっと出てきたことが後押しし、
息子と日帰りで行くことに。
リニューアル前にも訪れたことがあったけど、
美術館そのものがとにかく杉本博司の贅沢なこだわりに満ちていて、
テンションが上がるつくり。
さらに、これでもかと言わんばかりの国宝や重要文化財のコレクション。
途中で息子が愚図りだして、
「飽きたかな」と急ぎ足になったところ、
さらに泣くから何かと尋ねたら、
さらっとだけ見た本阿弥光悦の「木樵蒔絵硯箱」が気に入って、
もっとじっくり見たいとのこと。
慌てて戻り、満足するまで鑑賞。
気に入ったものがあって良かった。
2018.2.11 Media Culture in Asia @ラフォーレミュージアム、表参道ヒルズ スペースオー
1枚目は、平川紀道さんの「datum」。
2枚目は、Guillaume Marmin and Philippe Gordiani「TIMEE」。
3-4枚目は、坂本龍一+高谷史郎「water state 1(水の様態1)」。
この3つは、どれもずーっとその場にいられる心地良さ。
★ノイズやレーザーを浴びせるわけにもいかず、息子は留守番。
2018.2.18 恵比寿映像祭「インヴィジブル」@東京都写真美術館
ラファエル・ローゼンダールを観に行った感が強かったけれど、
コディングリー妖精写真のことを全く知らなかったこともあり、
その衝撃が一番大きかった。
2018.3.4 隈研吾「くまのもの」@東京ステーションギャラリー
隈研吾さんの展覧会は、素材別に構成された見応え充分の内容。
風船が浮かぶ浮庵に息子は入りたがっていたけど、確かにその気持ちはよく分かる。
最後の写真のブロックで構造を作るものは、体験可能な作品だったから、
ここぞとばかりに遊んでました。
2018.3.18 上田義彦「Forest 印象と記憶」@gallery916
ビル解体でギャラリーも間もなく閉廊との情報を得て、慌てて足を運んだ上田義彦さんのギャラリー。
上田さんの森の写真と、だだっ広くてクールなギャラリーは最高の相性で、
ギリギリだったけど、この場所に来れて良かった、としみじみ思った。
2018.3.25 「アール・デコ・リヴァイヴァル!」@東京都庭園美術館
庭園美術館が庭とレストランを改装して、グランドオープン。
それを記念して、旧朝香宮邸の本館も写真撮影を一時的に解禁したというのに、
私に似てアール・デコにあまり関心のない息子は、本館をほぼスルー。
(ちょっと雰囲気が怖かったらしい。)
同時開催していた「フランス絵本の世界」もあまりはまらなかったものの、
大理石の彫刻と日本庭園はだいぶ気に入ったらしく、
何周も歩き回った。
1-3月に見たものはこんな感じ(一部抜粋)。
息子は琳派と日本庭園好きなのかもしれないと思ってきた。
琳派好きな4歳児…。
気に入った光悦の硯箱がすぐ見れるように、本に付箋(代わりの安藤忠雄マステ)つけてます。
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