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【私のレス奮闘記32】セ○クスを笑うな

レス夫婦(妻)のちかです。結婚1日目からレスでした。ずっと私の願いは、レス解消!レス歴3年ですが、諦めていません。
30代半ば夫婦。年齢的にも子どものことを考えると焦らなくちゃヤバイ!
ということで、より一層、本気でレス解消に立ち向かうことを決意。
レス解消への応援をお願いします!
【私のレス奮闘記 32】このシリーズは、付き合った当初から現在までの間、レス解消に奮闘してきた私の苦悩を綴る、振り返り日記です。

前回、晴れて、性生活についての話し合いが出来たわけですが、スムーズに話し合いが進んだわけではありません。

話し合いは3時間。
そのほとんどが、私の泣き止み待ちでした

むせび泣く私が、言葉を絞り出すのを、彼は急かすことなく待ってくれました。

* * *

★なぜ泣いたのか?

ツラさをアピールするためでも、問題の重さを分かってほしいわけでも、悲劇のヒロインに陥っているわけでも、彼を責めたいわけでも…ありません。

性的な言葉に耐性がなかったため、好きな人の目の前で、性的な用語や気持ちを言葉にすることが想像の何百倍も苦痛でした。

手紙ならなんとか言葉を紡げるけど、自分の口からは、びっくりするほど言葉を出せなかった…。

きっと、生きてきた中で “セックス” というものが、

・エロいもの=下品
・性欲=はしたない
・男性のもの=女性が口にするものではない

という、刷り込みがされてきたんだと思います。

ちなみに昔から、下ネタは大の苦手でした。

下品で、はしたなくて、女性がするような話でないことを、私主導で、好きな人に話さなければいけない。聞き出さなきゃいけない。それはそれは、とても苦痛でした。

でもここで、彼に感謝していることがあります。

それは、真摯に話を聞いてくれたこと

話し合いを面倒臭がられたり、冷やかされたりしたら、きっと深く傷ついて、もう二度とレス問題や彼自身と向き合えなかったかもしれません。

だから、私からお願いです。

夜の営みについて、話を持ち掛けようとするパートナーがいたら、「エロ〜」とか「そんなにシたいの?」とか、絶対に冷やかさないでほしい。

加えて、新たに感じたこともありました。

自分が通ってきた、性教育や性観念が、偏ったものだったり、十分でなかったりするから、きちんと勉強したい!正しく理解したい!と思いました。


言葉にすることが、こんなに苦痛だとは思わなかった…。

ちゃんと聞いてくれた彼に感謝です。

つづく

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