大事なものとそれ以外
取捨選択すること、優先順位をつけること。
本当にニガテだったけど、すこしよくなってきたのを最近は感じる。
大きな選択は、卒業したらどうするか、誰と付き合うか、結婚するかしないか、みたいなこと。
小さいことにはこの服は何色のハンガーにかけようか、たくさんあるみかんのうちどれを食べようか、みたいなくだらないことまで。
世の中にはものがあふれすぎていて、のど飴一つ買うのにスーパーへ行くと何十種類もののど飴が鎮座していて辟易、無駄に膨大な選択肢をあたえてくるゲンダイシャカイ…。
私は、のど飴一つにも真剣に考えてしまうから、日々色んなものに気を取られ、悩み、大事なこと(学校とか授業とか課題とか。日常生活。)をおろそかにしてしまう。
全部を同じように大事にしようとしたら、全部中途半端になるということを、7ヶ月半の一人暮らしで大いに学びました^_^;
読書でも、さらっと流せるところは流してさ。
はじめてのnote投稿には『心は孤独な狩人』の感想をあげたけど、あの小説が大好きなのは、すべてが完璧だったからなんだろうなあ。
見逃していい部分が一文もないんだもん。大事に大事に読んで、全部読み切るのに4週間かかったし。本当に貴重な本だよ、、
好きなのは私が完璧主義だからだし、マッカラーズもたぶん、超完璧主義者なんじゃないかな。というか、細部までの徹底的な観察者。
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高校卒業前、受験に合格したことがわかって元同じ部活の子に「会いたい」と連絡したら、「いま同じクラスで一緒に頑張ってきた友達の結果待ってるから無理」という趣旨のことを言われたことがあった。
あのときは、悲しかったし、一緒にいてくれよと思ったけれど。
その人は、友達の優先順位をちゃんとつけられる人なんだろうな、と今となっては尊敬している。
そりゃあ1年間まともに話してない私より、一緒にがんばって勉強してきた友だちの結果のほうが大事だよなあ。
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最近(というかここ数日間笑)自堕落で過剰な自由に疲労した自分を反省して、一人暮らしから実家に帰り、一日の現実的な計画を立てるようにしている。
そうしたら、ちゃんと人間らしい生活をしていた頃の自分の感覚が帰ってきた。
一人暮らしをしている間、ほんとうに毎日一人だったから、ネガティブな感情ばかり思い出して、家族を嫌っていたけれど、家に帰ったら家族の存在の大きさに心から感謝した。
誰かがいてくれて、毎日のちょっとした感情、おいしい、眠い、つかれたとかをちゃんと声に出して、そしたら返事や相槌が帰ってくることの、ありがたさ、、、!!!
一人暮らしがちゃんと成り立つには、周りにたくさんの人が必要なんだな。毎日自分を律して、引き篭もらず外へ出て、いろんな人と会話する。さぼらないでちゃんと仕事いく。
言うに易く、とてもむずかしいのダ… 私は、だれかと暮らしたいな。(できれば猫もいてほしい)
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一日3食しっかり食べること、小さなことでもだれかに自分の感情を伝えること、お風呂・歯磨き・パジャマで寝ること。(あと一日分の計画を立てて書いておくこと)
この3つをしばらくは、守って生活しよう。
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